プレシジョンメディシンを支えるシーケンス技術と最新のがん研究

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プログラム

第1部. がん症例に対する遺伝子発現の傾向分析

(2017年4月20日 12:00〜13:30)

 近年、分析手法の発展と相まって、がんをはじめとした疾患に対する分子レベルでの特徴が明らかになってきた。すなわち、それらは疾患に特異的なDNAの配列異常、あるいはメッセンジャーRNA (mRNA) やタンパク質の発現異常等である。がんにおける子レベルの解明は、異常分子を標的とした治療薬あるいは早期発見に適した診断薬の開発へと導く。  本講演では、遺伝子発現解析例を中心にがん研究の一端を解説する。

  1. がんの分子生物学
  2. がんの分子学的診断
  3. がんの分子標的治療
  4. 遺伝子発現 (mRNA発現) 解析
    1. 分析方法
    2. データ解析
    3. データ活用例
  5. 他のオミックス手法との統合解析
    1. ゲノム解析
    2. タンパク質の発現解析 (プロテオミクス及び免疫組織化学)

第2部. プレシジョンメディシンを支える次世代シーケンス技術の最新動向

(2017年4月20日 13:45〜14:45)

 次世代シーケンス技術が登場してから10年が経過しました。これまでの大規模なゲノム研究によって疾患と遺伝子の関係が明らかになるにつれ、ターゲットの遺伝子を網羅的に解析できる次世代シーケンサー (NGS) はプレシジョンメディシンにおいて欠かすことのできない主要な装置になっています。  NGSは、既にトランスレーショナルリサーチや臨床研究の場で活躍していますが、技術は法規制やガイドラインを凌駕して進化を続けており、全ゲノムシーケンスをプレシジョンメディシンに応用できる時代に突入しています。最新の次世代シーケンス技術についてご紹介いたします。

第3部. 転移がんにおける最新のプレシジョン・メディシン

(2017年4月20日 15:00〜16:30)

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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