Rでスッキリわかる一般化線形モデル

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Excelでは対応が難しい大量かつ複雑なデータの処理を行う実際の業務においては、統計解析フリーソフトRが利用・活用されています。それを踏まえ、弊社では、Rを活用したデータサイエンス・ワークショップをシリーズで開催することにしました。  本ワークショップでは、最先端分野をコンパクトにまとめた市販書として好評の「Rで『カルマンフィルタ』:状態空間モデルによる時系列予測」の著者の野村俊一氏に、通常の回帰分析では上手くいかない様々なケースに柔軟にも対応できる統計モデリング手法として、一般化線形モデルとその拡張モデル (一般化線形混合モデル・一般化加法モデル) を紹介してもらいます。  説明変数を並べるだけの線形モデルから脱却し、リンク関数やスプライン関数による非線形モデル、カウントデータ・2値データのモデル、交互作用・オフセット項・変量効果の導入など、自由で柔軟な発想をモデルに実現するための様々な方法について、Rへの実装方法までを含めて解説します。実際のビジネスシーン (保険設計、住宅価格分析) を想定したケーススタディを通じてリスクの定量的評価を実践していただき、皆様のキャリアアップに向けたデータ分析スキルおよびリスク管理能力の向上を目指します。  「普通に回帰をしても上手くいかない、どうすればいい?」実際のデータに相対して分析していると、回帰分析に限界を感じる場面は多々あるかと思います。抱える問題は様々でも、近年発展してきた一般化線形モデル・一般化加法モデルにより多くの問題は解決できます。データ分析力の向上とキャリアアップにぜひ当講座をご活用ください。

  1. 一般化線形モデル (GLM)
    1. 線形回帰モデルの復習
    2. GLMの構成要素
      • 指数型分布族
      • リンク関数
      • 交互作用
      • オフセット項
    3. RによるGLMの組み立て方と解析方法
      • 推定
      • 検定
      • モデル選択
    4. Rによる実践演習:自動車保険の料率算定を例に
  2. 一般化線形混合モデル (GLMM) ・一般化加法モデル (GAM)
    1. GLMM:過分散とは何か? (変量効果の導入)
    2. GAM:より柔軟な非線形モデルへ (スプライン関数の導入)
    3. RによるGLMM、GAMの組み立て方と解析方法
    4. Rによる実践演習 ~住宅価格の分析を例に~

会場

シグマベイスキャピタル 株式会社 (2018年5月14日まで)
103-0025 東京都 中央区 日本橋茅場町2丁目9-8
シグマベイスキャピタル 株式会社 (2018年5月14日まで)の地図

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