ボトムアップによる研究開発テーマ創出の仕掛け

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プログラム

第1部. ボトムアップで研究を進めるための研究環境とテーマ発掘の仕組み作り

(2017年3月17日 10:00〜11:30)

 昨今、業界に限らず技術の進歩はますます早くなってきており、開発した技術をタイムリーに商品やサービスへ反映させることが非常に重要になってきている。  特に化粧品業界は流行産業という一面もあることから、もともと技術の変化が早く、短期間かつタイムリーに研究成果を求められることが多い。  そのためには、研究員一人一人がチャレンジ精神を持ってテーマを立案し、さらに自ら研究開発を主体的に進めることが重要である。  そこで、化粧品の研究開発についての考え方や当社が行っている技術開発への取り組みについて事例を交えながら紹介し、ボトムアップで研究を進めるための研究環境の作り方や研究の進め方について説明する。

  1. ファンケルの技術変遷と将来的な技術
  2. 社内提案制度・お客様の声の活用
  3. 研究開発の体制と仕組み
  4. ボトムアップでの研究テーマの設定方法
  5. 人材の有効な活用方法
  6. 成功事例と失敗事例

第2部. ボトムアップでのアイデア量産体制の仕掛け

(2017年3月17日 12:15〜13:45)

 アイディアはどこから来るのか?深く考えることによって?たまたま思いつきか?はたまた天からの啓示か?メソッドはあるのか? 「夢・遊び・感動」の提供をミッションとするバンダイナムコグループの弊社として、アイディアは生命源。  おもちゃ、ゲーム、文具その企画・開発の考え方、アイディア創出「考」 をお話しします。  マーケティングの観点からも考え、さらにはアイディアと真逆な財務的?な思考からも探ってみます。 アイディアの量産体制はできるのか?質より量でいいのか?アイディアの根源は? 清く正しく楽しく?面白く?お話しできればと思います。

  1. マーケティング的アイディア考
  2. 財務的アイディア考
  3. アイディアと企画
  4. アイディア実例
  5. アイディアの根源

第3部. ボトムアップによる新規事業アイディアの創出と評価の仕方

(2017年3月17日 14:00〜15:30)

 多くの企業が新規事業開発に取り組んでいるといっても過言ではないと思う。しかしながら、それら新規事業の開発がうまくいく可能性はそう高くはないという現状があると言われる。  本講演では新規事業開発における重要な要素の一つであるアイデア創出について、テーマの抽出や評価、選択等について、特にその手法としてのボトムアップアプローチについて、幾つかの事例を交えながら考えてみたい。  併せて新規事業開発そのものについても、幾つかの重要なポイントを示し、それらについて筆者の経験もふまえ考え方等を説明する。

  1. 新規事業開発とは
  2. プロセス概要
  3. ボトムアップによるテーマ抽出と評価
  4. 課題と対応

第4部. 独創的アイディアを引き出し、育む 組織風土作り

(2017年3月17日 15:45〜17:15)

 イノベーションを創出する組織の在り方について、組織論的な基礎から企業の実践例を交えて学ぶ。  独創的なアイデアを引き出し、育むためにどうするか、組織形態、組織の人員構成、制度やモチベーションの高め方、発想法等を含めて紹介する。  また、米国3M、IBMのマネジメント事例、日本の住友3Mやソニーの事例等、実践的な事例も紹介する。

  1. イノベーションを創出する組織とは
    • 組織論の基礎
    • 人間の認知機能と組織規模
    • 組織パフォーマンスの最大化
  2. 独創的なアイデアを引き出す仕組み
    • アイデア創出のための組織制度
    • アイデアを生み出す発想法
    • アイデアを育むマネジメント
  3. 持続的イノベーション創出のための人材マネジメント
    • 人事評価
    • キャリアラダー
  4. 企業における実践事例
    • 米国3M
    • IBM
    • ソニー
    • 住友3M 等
  5. まとめ

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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