本セミナーでは、化粧品の処方設計において重要な使用感と防腐について、原料を切り口に解説いたします。
日時
- 2017年3月17日 13時00分〜 2017年3月17日 16時30分
中止
プログラム
化粧品の処方設計で大事なことは使用感 (官能評価) である。その使用感を大きく左右するのが、分子量が大きいポリマー (高分子) 素材となる。本講演では、最初に高分子の種類や特性などの基礎的知識と応用を述べる。さらに各種の高分子について、化粧品処方中での水との関係、使用感への影響を述べる。さらに、合成ポリマーであるホスホリルコリン極性基を導入したリン脂質ポリマーについての概略を説明する。このポリマーは、生体膜構成成分、ホスホリルコリン基の高い吸保湿性の発揮だけではなく、重合した疎水基が細胞に対する活性剤の刺激緩和、自己会合体の調整等を有する。 次に、防腐剤フリーまでの処方設計については、化粧品で使用される防腐剤の種類や特性などについて基本的な解説をする。現状では防腐剤を使用しなくとも、活性剤や低級アルコール等で化粧品の防腐は可能となっているが、官能評価を無視できないために、既存の防腐剤に頼る傾向にある。本講では最近の化粧品業界における防腐剤事情を認識して頂き、防腐剤無添加を取り巻く諸問題と最近の防腐効果素材、あるいはそれらの処方中における使用方法を述べる。パラベンフリー・防腐剤フリーはどうすれば実現できるのか、既存の処方情報の中からそのヒントを探る。
- 第1部 化粧品における合成ポリマーの基礎と最新動向
- 合成ポリマーの分類
- ビニル系合成ポリマー
- アクリル系合成ポリマー
- シリコーン系合成ポリマー
- ポリマーと水
- ポリマーと使用感
- カチオン性ポリマー
- 機能性ポリマー
- 生体親和性素材とは
- 疎水性リン脂質ポリマー自己会合体の調整
- 疎水性物質に対する可溶化能評価
- 合成ポリマーの分類
- 第2部 化粧品における防腐剤の基礎とパラベンフリーの考え方
- 化粧品防腐剤の種類と特性の基本
- ポリマー型防腐剤
- 多価アルコール
- 植物性多価アルコール
- 植物エキス
- パラベンフリー・防腐剤フリー
- パラベン以外の防腐剤
- 不適切なMIC、MBC評価
- 抗菌性のある成分を活用
- パラベンフリーの防腐力モデル
- 防腐剤フリーの防腐力モデル
- 特許情報から見た動向解析
- 特許出願の年代的傾向
- 化粧品における配合可能な防腐剤
- 各種防腐剤の海外と国内の事情
- パラベンの問題点と有用性
- パラベンミステリー
- 防腐効果のある素材
- 低級アルコール
- 最新の防腐効果素材
- 化粧品防腐剤の種類と特性の基本
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
- 複数名: 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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