指図書・SOPは作業の再現性を確保するために必須の教育ツールである。製造および試験検査を適切に実施するには、「適切な内容備」の指図書・SOPでなければならない。
実効性のある教育訓練、作業ミスをミニマムにする指図書、活用性の高い記録書を作成するためにどのような改善・工夫が必要かを具体的に紹介する。
- 文書化の目的
- 指図文書 (手順書とSOP)
- 省令の求める手順書
- PIC/Sの手順書 (SOP)
- 省令の9手順書はLevel 1の手順書
- SOPはLevel 2の手順書
- SOPの必要性
- SOPは教育訓練 (OJT+座学) のツール
- SOPには経験知 (ノウハウ) を入れる
- OJT+座学だけが教育訓練でない
- 外来者・工事業者への対応SOPが必要
- スキル登録 (資格認定) とスキルの保有根拠
- 必要な手順書 (SOP)
- SOP作成時の留意点
- 指図書とSOPの切り分けによる問題
- SOPへの記載項目
- SOPの作成手順
- SOPの不備例
- 製造指図記録書原本の作成
- 逸脱検知に有効な記録が残る指図書
- 記録の作成
- 記録書で注意すること
- ログブック (日誌) とは
- 参考WHOデータ/記録の管理手順に関するガイダンス (2016年6月付発行)