本セミナーでは、モータの基礎から解説し、高出力化、高トルク化のポイント、車載モータの性能要求・評価について詳解いたします。
日時
- 2017年3月24日 10時30分〜 2017年3月24日 16時30分
プログラム
最近の大学の技術系講座でも、電気機械、回転電機の電気磁気学に基づく講座が激減しており、PC演算解析、シミュレーションに偏重した傾向がみられ、理工学部学生はモータの理論原理を十分に理解しないまま、解析ソフトに頼る傾向が見られる。またメーカー入社後モータの設計に従事しても、いきなり磁場解析ソフトで実務に入るものの中には、数年を経過しても、モータの「トルクvs速度曲線」の発生メカニズムを理解できない者も多い。これでは新製品開発時やトラブル対策時に先を見通せず、応用力を欠いた技術者と言わざるを得ない。そして必要以上のパラメーターを投入した腕力と時間を多用したシミュレーションに頼るようになる。 本講では、この点に鑑みて、モータの基礎理論、各種モータの特徴、設計法計算法を、分かりやすく丁寧に、課題演習を交えて解説する。モータの設計計算は、各種モータに合わせて実用的な数式の誘導法を教授する。次に磁束を簡易法でありながら精度を高く求める、電卓で行う内容としてある。エクセル計算にも適している。この方法をマスターすれば、DCモータやブラシレスモータの「トルクvs速度曲線」なども簡単に作図できるようになる。複雑なHB型ステッピングモータやアキシャルギャップモータも簡単な等価回路でトルクを数値計算でき、所望のモータ設計ができるようになる。 また筆者が発明したアキシャル立体ギャップモータを圧粉鉄心でインホイール化したEV車の走行も紹介する。 これら手法を習得してから、実務でPC磁場解析ソフトを使えば、応用力を有した技術者となり得ると確信する。またモータ設計開発職のみに限らず、品質管理、営業技術職でも、本講の内容の知識は必要かつ有益であると確信する。 講師は40数年間、モータメーカーでの開発設計と、並行して大学での電気機器学の教鞭の経験を有して、多数の発明特許取得の経験も有する。 これらの実務と教師の経験を活かして、分かりやすくて、すぐに実務に役立つ内容になるように、講義をするものである。
- 回転機設計に必要な理論と知識
- 磁気回路の基礎
- 磁気回路と諸要素
- 永久磁石の動作点
- 永久磁石
- 種類
- 使用法
- 着磁法
- 簡易設計法と起磁力方程式
- 実用的な各種モータ設計法
- DCモータ その1
- 2極7スロット
- DCモータ その2
- 4極12スロット
- BLDCモータ
- 10極12スロット
- アウターロータ
- BLDCモータ
- 14極12スロット
- インナーロータ
- SRモータ
- 4極6スロット
- インナーロータ
- クローポールPM型ステッピングモータ
- アキシャルギャップBLDCモータ
- 14極12スロット
- 世界初
- アキシャル立体ギャップBLDCモータ
- 4極6スロット 2倍トルク化設計
- アキシャルギャップSRモータ
- 4極6スロット
- 鉄損と効率の計算法
- DCモータ その1
- 実用的なHB型2相ステッピングモータの設計法
- 実用的な発電機の設計法
- 16極18スロット
- アウターロータのV-I曲線の計算法
- 14極12スロット
- ダブルアキシャル立体ギャップ発電機の設計
- 16極18スロット
会場
受講料
- 1名様: 46,000円(税別) / 50,600円(税込)
- 複数名: 57,000円(税別) / 62,700円(税込)