GMPを熟知していない新人でも、実地訓練 (OJT) を実施すれば医薬品の製造業務は可能である。
しかし、ヒューマンエラーを抑制するには、教育ツールとなるSOPや教育訓練の方法に工夫がいる。
本講ではヒューマンエラー対策としてSOPやOJTにどのような配慮が必要かを事例を交えて解説する。
- 製造部門品質部門職員の要件
- 教育訓練責任者の業務
- スキルマップ (力量表) とは
- スキル登録 (資格認定) までの手順
- リスクマネジメントスキルがいる
- 教育ツールとなるSOPの整備
- OJT教育の事例
- 教え方の4ステップ
- 入出荷・保管作業の教育
- 秤量作業、液調製作業の教育
- サンプリング作業の教育
- 手洗浄作業の教育
- 清掃消毒作業の教育
- 工程検査作業の教育
- 目視検査作業の教育
- 無菌作業員への教育
- 査察対応者の養成
- QA員の養成
- 工事業者等外部立ち入り者への教育
- 教育訓練の有効性検証
- OJTの再評価
- ヒューマンエラーはなぜ起きる?
- 個人由来エラーの3分類
- SHEL分析
- ヒューマンエラー対策をまとめると