GMP並びにGDPの基礎として、基本的考え方と運用ポイントについて説明する。また最近話題にあがっているPIC/Sについて、目的・現状等を紹介した上で、PIC/S GMP並びにPIC/S GDPの対応についてポイントを説明する。
日本の事情とPIC/Sの現状を知ることは、グローバルな視点でのGMP並びにGDPの対応を図ることにつながる。その本質の理解こそが適正な運用に至るものであり、監査・査察での適切な回答・対応につながるものである。
医薬品を中心に説明するが、治験薬に特化して必要な事項についても触れる予定である。
- 医薬品とは?
- 医薬品品質とは?
- GMPとは?
- GMPの法的位置づけ
- 3極におけるGMPの現状
- 3極におけるGMPの共通点
- GMPの運用ポイント
- GDPとは?
- 日本における医薬品流通の現状
- 3極におけるGDPの現状
- 医薬品流通の各パートに求められるGDP要素
- PIC/Sの理解
- PIC/Sについて
- PIC/S加盟の意義とメリット
- 日本におけるPIC/Sの位置づけ
- PIC/S GMP and GDP (PIC/S GMDP) について
- PIC/S GMPについて
- PIC/S GDPについて
- PIC/S GMDPの正しい認識と適切な運用
- GMDPの監査・査察におけるポイント
- 実施する側として
- 受ける側として
- 留意すべきポイント
- GMDPの適切な運用
- GMDPの本質
- GMDPの運用ポイント