(2017年1月24日 10:00〜12:00)
(2017年1月24日 12:45〜14:45)
ものづくりにおいて、設計・製造・品質管理は仕事の進め方におけるPlan – Do – Seeの流れに似ています。計画通りにものづくりが進められたかどうかを品質の面から確認するのが検査工程というわけです。このサイクルを 継続的に行いながら改善し続けることが重要です。 通常、外観検査の位置づけとしては、出荷前の品質保証が主目的ですが、より積極的に活用して工程制御や設計へのフィードバックにつなげることがより効果的です。いずれにしても場当たり的に不良排除を行うのではなく、設計時点で品質基準も決定し計画的に検査が行われるようにする必要があります。また検査では、設計エラーによる不良と製造エラーによる不良のいずれも検出でき得ますが、それを切り分けるのは必ずしも容易ではありません。製造マージンが少ないために起こる不良であると判明した場合には設計に立ち戻って改善することが 必要です。 本講座では、外観検査を効果的に進めるための基礎知識を身につけていただけるようにして、自動検査装置と目視検査の双方の特性を活かすことについて学んでいただきます。
(2017年1月24日 15:00〜17:00)