第1部. 幹細胞を用いた造血幹細胞の作製技術
(2017年1月23日 10:30〜12:00)
- 造血幹細胞の誘導と有効性評価
- 遺伝子導入による造血幹細胞の誘導
- テラトーマを用いたiPS細胞からの造血幹細胞誘導法の確立
- ヒトiPS細胞からの機能的な造血幹細胞の誘導
- 多能性幹細胞から誘導した造血幹細胞の安全性評価
第2部. 人工血液開発の最新動向とその有用性・安定性
(2017年1月23日 12:50〜14:10)
第3部. 備蓄・緊急投与が可能な人工赤血球製剤の開発
(2017年1月23日 14:30〜16:00)
血液型がなく、感染源を一切含まず、長期間備蓄が可能な人工血液が実用化されれば、現行の献血 – 輸血システムが抱える問題点を解決できる可能性がある。
これまでの世界的な研究の取り組みについて紹介するとともに、人工赤血球 (ヘモグロビンベシクル) 製剤の物理化学的特徴、ならびに安全性、有効性について概説する。
- 人工血液とは
- 人工血液、人工赤血球、人工酸素運搬体
- ヘモグロビンを用いる人工酸素運搬体
- 人工赤血球開発の経緯
- 人工赤血球製剤の物理化学的特徴
- タンパク質ヘモグロビンの安定性とリポソームの安定性
- 人工赤血球製剤のガス分子結合 – 解離
- 人工赤血球の設計と、人工赤血球が分散した液体の設計
- 人工赤血球製剤の体内投与試験
- 輸血代替としての利用
- 輸血では成し得ない疾患に対する利用
- CO運搬体としての利用 ・利点と欠点
- 人工赤血球製剤開発の今後の展開