第1部 高分子の熱履歴測定とそのデータの活用
(2017年1月30日 13:00〜14:30)
- 熱物性、粘弾性の測定原理
- 高分子の熱物性、粘弾性の基礎
- 高分子の熱物性、粘弾性測定の装置と進め方
- 測定データからわかる製品性能
- 熱履歴測定における測定法、測定モードの選択法
- 熱履歴の測定事例
第2部 高分子の熱履歴測定と熱履歴を活用した構造制御、成形加工
(2017年1月30日 14:40〜17:50)
高分子を利用する際に置いて、熱の制御が非常に重要なのは言うまでもない。熱により高分子材料は構造変化し、それに伴って機能・特性が大きく変化する。熱の制御が高分子の特性、物性に大きく作用する。
そこで、熱履歴を利用した高分子材料、特に結晶性高分子の制御方法、それの解析方法について紹介する。
同時に、非晶性高分子に対しての熱履歴の影響についても詳述する。
- 高分子についての基礎
- 高分子の歴史について
- 高分子の高次構造の概略
- ナノスケールの構造
- サブミクロンスケールの構造
- ミクロンスケールの構造
- 顕微鏡を用いた構造解析
- 光学顕微鏡
- 電子顕微鏡
- スキャニング顕微鏡
- 散乱法を用いた構造解析
- 熱測定について
- DSC
- その他
- その他分光法について
- FT – IR
- NMR
- 最近の発展
- 量子ビーム
- 放射光X線
- 中性子線
- その他
- 広い時間スケールでの測定
- 成形加工中での測定
- 粘弾性測定
- 力学測定
- 新規装置の開発
- 分子ダイナミクスの測定 (NMR)
- 分子ダイナミクスの測定 (その他)
- 熱履歴
- 熱履歴とは
- 加熱および昇温プロセス
- 温度変化速度依存性
- アニールプロセスの制御
- 熱履歴と構造解析を用いた評価
- 延伸中の構造形成
- せん断中の構造変化
- 温度依存性
- 気体・液体透過性と結晶構造
- Agingについて
- 熱履歴を用いた構造制御
- 結晶化・結晶成長への影響
- アモルファスにおける影響
- ミクロンスケールのモルホロジーに対する影響
- 熱履歴を用いた材料特性の向上 (結晶化)
- 熱履歴を用いた材料特性の向上 (機能面から)
- その他
- 熱の影響 (酸化、分解について)
- 熱の影響の評価
- 劣化について (表面)
- 結晶性高分子の劣化
- 酸化・分解の機構
- 酸化・分解の評価
- 成形加工への応用
- 熱履歴の制御
- 熱履歴の影響について
- 熱履歴の評価方法について
- 結晶性高分子への応用
- ナノメートルスケールの構造
- サブミクロンスケールの構造
- ミクロンスケールの構造
- 非晶性高分子への応用
- ナノメートルスケールの構造
- サブミクロンスケールの構造
- ミクロンスケールの構造
- 成形加工プロセスへの熱履歴の効果
- 成形加工プロセスの評価
- 構造の評価
- 成形への影響
- 機能との相関
- まとめ