臨床試験における RCA (Root Cause Analysis) CAPA (Corrective Action / Preventive Action) 実践ワークショップと海外当局査察事例

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プログラム

近年、臨床試験・臨床研究の質が重要視されている。計画書作成段階から実施およびデータの取りまとめに至るあらゆるプロセスにおいて品質管理の必要性が高まり、さまざまな取り組みが行われている。
このような状況のなかで、国内外の規制当局が行うGCP査察の情報は非常に参考になる。査察官がどのような視点で査察を行うか、近年の指摘事項にはどのようなものがあるかを知ることで、日常業務の改善につながるヒントが得られるのである。
また、GCP査察で指摘された問題点に対して、どのような対応を行うべきかを考えることも重要である。
逸脱や予期せぬ問題の発生に際して、原因の特定や是正措置および予防措置をとることは一般的であるが、特に臨床試験・臨床研究においては、これを体系的かつ確実に実施する必要がある。Root Cause Analysis (RCA) およびCorrective Action / Preventive Action (CAPA) の手法は、この目的において非常に参考になる。  本セミナーでは、国内外の規制当局が行うGCP査察の最新情報を共有するとともに、査察所見の対応のみならず、日常業務における品質管理にも活かせるRCAおよびCAPAについてワークショップやディスカッションを行って、臨床試験・臨床研究の品質管理についての理解を深める。

第1部 国内・海外当局によるGCP査察アップデート

(国内外の規制当局によるGCP査察)

  1. FDA GCP査察
    • 近年のGCP査察における所見と傾向
  2. EMA GCP査察
    • 近年のGCP査察における所見と傾向
  3. PMDA 信頼性調査
    • 近年のGCP査察における所見と傾向

第2部 日常業務に活かせる臨床試験でのRoot Cause Analysis (RCA) とCorrective Action / Preventive Action (CAPA)

  1. 臨床試験におけるRCAとCAPA
  2. RCAの重要性
    • 具体例から学ぶRCAの手法
  3. CAPAの基本
    • Corrective ActionとPreventive Actionの違い
    • 臨床試験で良くあるCAPAとその考察
  4. CAPAの実践
    • 具体例に基づくCAPAの検討 – ワークショップ
      • 内容:ケース「臨床試験における重篤な有害事象報告の遅延」
      • 方法:グループワーク
      • 手順:シナリオの紹介、RCAの実施、CAPAの検討
    • CAPAの実践まとめ

本テーマ関連法規・ガイドラインなど

主催者より

 このセミナーでは、より有意義なセミナーにさせていただくため、皆さまから、臨床試験におけるRCAおよびCAPAについて、現場でのお困りの事例や、判断がつかずお悩みの事例、または、社内で判断に困っておられる事例などを募集いたします。事前に想像でも構いませんので、問題事例を共有頂けると幸いです。  経験豊富な講師からアドバイスや、皆さまとのワークショップ・ディスカッションなどを通して、CAPA対応について考察したいと考えております。

※匿名、具体的名称などを伏せていただいて結構です。)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

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