ポリウレタンコーティングの材料設計と高機能化技術

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プログラム

第1部 ポリウレタンの基礎とコーティングへの応用

(2017年1月18日 10:30〜12:30)

  1. はじめに
  2. イソシアナートの化学
  3. ポリウレタンの合成
  4. 原料
    1. ポリオールの種類と特性
      • ポリエーテル系
      • ポリエステル系
      • ポリカーボネート系
      • 肪族系
      • バイオポリオール
    2. イソシアネートの種類と特性
      • 芳香族系
      • 芳香脂肪族系
      • 脂肪族系
      • 脂環族系
    3. 鎖延長剤・架橋剤
    4. 触媒
      • 有機金属系触媒
      • アミン系触媒
  5. ポリウレタンの化学構造と物性発現
    1. ポリウレタン鎖の化学構造の分類
    2. ポリウレタン鎖の高次構造
    3. ポリウレタンのゴム弾性への物理架橋の寄与
    4. 物性への構造因子の影響と分子設計マップ
      • イソシアナート・ポリオール・鎖延長剤・架橋剤構造の影響
      • ソフトセグメント/ハードセグメント含量の影響
      • ポリオールの分子量・分子量分布
      • 硬化 (成形) 温度の影響
      • ミクロ相分離の可視化
  6. ポリウレタンコーティングの基礎

第2部 ポリウレタンコーティングの自己修復作用

(2017年1月18日 13:15〜14:45)

  1. 自己修復材料の研究と実使用の現状
    1. 米国、欧州、日本における自己修復材料のニーズと研究開発・実用化の現状
    2. 高分子材料、セラミックス・コンクリート、金属、複合材料、の自己修復メカニズムと実使用の現状
  2. コーティング用ポリウレタンの特性と構造
    1. ポリウレタンの特性と構造
    2. ポリウレタンへの自己修復機能の付与
  3. ポリウレタンコーティングの擦り傷と自己修復
    1. 高分子材料の擦り傷の自己修復に関する特性・機能
    2. ポリウレタンコーティングの擦り傷の自己修復と自動車車体コーティングへの応用
    3. 自己修復ポリウレタンコーティングの商品化の現状
  4. ポリウレタンコーティングの切り傷と自己修復
    1. 高分子材料の切り傷、クラックの自己修復の自己修復化、メカニズムと効果
    2. ポリウレタンコーティングの切り傷の紫外線照射による自己修復
    3. ポリウレタン透明コーティングの微小カプセル分散による自己修復
    4. ポリウレタンコーティングの下地腐食を防ぐ自己修復
  5. ポリウレタンコーティングの自己クリーニング
    1. コーティングの自己クリーニングのメカニズムと効果
    2. ポリウレタンコーティングのフッ素系分子を用いる自己修復・クリーニング
  6. 自己修復コーティングの今後の期待される展開
    1. 自己修復機能を実現する技術的展開
    2. 自己修復コーティングを求める社会ニーズと意識

第3部 ポリウレタンコーティングの特性と応用展開

(2017年1月18日 15:00〜16:30)

  1. 序論 ポリウレタン樹脂原料
  2. イソシアネート
    1. ジイソシアネートモノマー種類と特性
    2. ポリイソシアネート
    3. イソシアネートの反応
  3. ブロックイソシアネート
    1. ブロックイソシアネートとは
    2. ブロック解離温度の分布方法
    3. 反応機構、構造
    4. ブロック剤
    5. 触媒
  4. 自動車用塗料の市場動向
    1. VOC規制
    2. OEM用塗料
    3. プラスチック用塗料
  5. ポリウレタン塗料の自動車用塗料分野への適用例
    1. 自動車用クリヤー塗料におけるVOC50g/Lへの挑戦
    2. 水性ソフトフィール塗料
    3. 自動車補修用、大型車両用塗料

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