次世代自動車向け蓄電池、キャパシタの高性能化、規制対応、採用の動き

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プログラム

第1部 次世代自動車の最新動向

~国内外の状況、ZEV規制など~

(2017年1月16日 10:00〜11:20)

EV・PHV・FCV並びにそれらのインフラ整備に係る最新動向を紹介する。合わせて、米国カリフォルニア州のZEV規制についても触れる。また、電動車両を電源として利用するV2Xについても紹介する。

  1. 世界の自動車保有台数等
  2. 政府の次世代自動車普及目標
  3. 電動車両の種類
    • BEV
    • HEV
    • PHEV
    • FCV
  4. 電動車両の普及状況
  5. 補助制度
  6. 充電インフラの整備状況
  7. 水素インフラの整備状況
  8. ZEV規制について
  9. スマートグリッドにおける電気自動車の役割での可能性
    • Vehicle to Grid (V2G) :自動車から配電網へ
    • Vehicle to Home (V2H) :自動車から家庭へ
    • Grid to Vehicle (G2V) :配電網から自動車へ

第2部 次世代自動車の省エネ化にも貢献する パワーモジュールの開発動向と高信頼性化

(2017年1月16日 11:40〜13:00)

環境車開発の取り組み状況を基に、次世代の車載用インバータ向けパワーデバイスに必要な材料と技術を解説します。またパワーモジュールの発熱の影響に対する各種対策状況を詳解します。

  1. 自動車産業を取り巻く環境
    1. 環境車開発の必要性
    2. 環境車市場動向
  2. HEV用インバータの概要
    1. Hybrid Systemの紹介
    2. Inverter概要
  3. HEV用インバータの高機能・高効率化の技術開発動向
    1. HEV用インバータの高パワー密度化
    2. Power Moduleの高放熱化技術
    3. 高信頼化技術と評価方法
  4. 次世代自動車開発にむけた今後の動向

第3部 電気二重層キャパシタを用いた 減速エネルギ回生システム ”i-ELOOP“ の開発

(2017年1月16日 14:00〜15:20)

マツダは、車の減速時のエネルギを電気エネルギとしてキャパシタに回収し、車両の電装品に再利用する新たな減速エネルギ回生システムを開発した。この減速エネルギ回生技術“i – ELOOP”について紹介する。 自動車特有の要件を整理し、車載バッテリパックの基礎について説明する。
  1. SKYACTIV Technology +ビルディングブロック戦略
  2. マツダ減速エネルギー回生キャパシタシステムi-ELOOPについて
    • 燃費改善の為のi-ELOOPのねらい
    • ブレークスルー技術
  3. i-ELOOP システム説明
  4. 構成部品とレイアウト
  5. 電気二重層キャパシタ
  6. i-ELOOP 原理説明イメージ図 (現状 VS i-ELOOP)
  7. i-ELOOP 電流消費と燃費の関係について (イメージ)
  8. i-ELOOP 燃費改善のメカニズム
  9. i-ELOOP まとめ
  10. 今後の蓄電デバイス動向

第4部 次世代自動車の開発と蓄電デバイス

(2017年1月16日 15:40〜17:00)

今後、ますます厳しくなるCO2排出量規制をクリアするため、自動車メーカーは次世代自動車の開発に注力している。本講演では、次世代自動車の開発動向と、電動車両に使用される蓄電デバイスに焦点をあてて解説する。

  1. 次世代自動車の開発
    1. 次世代自動車とは?
    2. 次世代自動車の普及
    3. 次世代自動車と蓄電デバイス
  2. 次世代自動車における蓄電デバイスの使い方
    1. EV
    2. HEV
    3. PHEV
    4. 電池劣化の車両性能への影響
  3. リチウムイオン電池と電気二重層キャパシタ
    1. LIC vs. LIB
    2. キャパシタの適用例とその課題
    3. 蓄電デバイスとしての今後への期待
  4. まとめ

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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