技術資産・ノウハウの管理法と効率的な棚卸し、評価の仕方

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プログラム

第1部. 自社保有技術の 効率的な調査、技術辞書の作成と活用法

(2016年12月14日 11:00〜12:30)

 研究開発活動の効率を高めるため、自社の保有技術を棚卸して有効活用することに注目が集まっている。  また経営環境が目まぐるしく変化し、著しく技術革新のテンポが高まっている最近の状況下では、インパクトある新規事業を如何に生み出していくかも重要な課題になっている。  現在自社が保有している技術を整理し、活用できるようにするには効果的な取り組みが必要である。  全社を統括する部署が中心になり、関係部署と連携して、現状の保有技術や潜在的に活用可能な技術を統一的な基準を設けて調査することになる。調査のための体制や方法、戦略的な活用事例について紹介する。

  1. 研究開発部門の経営への貢献
  2. 技術資源管理目的の今日的課題
  3. 自社保有技術辞書の構成
  4. 技術調査の主体と調査手順
  5. 対象技術部門の範囲と技術者の特定
  6. 技術水準の評価基準例と実際の評価
  7. 技術辞書を活用し技術マップの作成
  8. 要素技術名と戦略的な意味合い
  9. 事業構造上の位置づけ
  10. 事業戦略と必要技術の抽出
  11. 技術マネジメントへの活用
  12. 戦略的テーマ配置と技術資源充足度
  13. 新規テーマ創出のための技術保有状況
  14. 技術者採用ツールとしての技術マップ活用
  15. 人材育成策と技術力強化

第2部. 自社保有技術・ノウハウの分類、整理と評価の仕方

(2016年12月14日 13:15〜14:45)

 激変する経営・事業環境下において、技術資産をいかに生かしていくかは、重要な経営課題となっている。  技術資産の管理にむけた、自社保有技術・ノウハウの分類、整理は、研究開発の使命である新規事業創出のためにも、欠かせない作業である。  本講演では、技術プラットフォーム構築手順及び技術資源分析への活用方法を、実例を挙げながら説明する。  パテントポートフォリオの活用方法についても言及する。保有技術の評価は属人性、専門性が高く、一般的に極めて困難であるが、実用的かつ汎用性のある技術評価基準を新たに提案する。  全体として、技術資産の効率的、効果的な管理に資することを目的とする。

  1. パラダイムシフト
  2. 経営・事業環境の変化
  3. 技術マネジメント
  4. 技術プラットフォーム
  5. 技術の各種分類方法
  6. 技術資源の分析方法
  7. 保有資源の活用事例
  8. パテントポートフォリオの活用
  9. 基本技術と周辺、用途技術
  10. 特許とノウハウ
  11. 技術レベル評価の困難性
  12. 技術評価基準の新たな提案
  13. 企業の将来ビジョン、マクロトレンドによる技術評価
  14. コア技術、コア技術戦略
  15. コア技術からの展開、新規事業創出
  16. 基盤技術と武器になる技術
  17. 技術資源管理上の課題
  18. アウトソーシング、オープンイノベーション

(2016年12月14日 15:00〜16:30)

  1. コア技術の定義づけ
  2. 技術の棚卸しと獲得すべき技術の抽出
  3. 保有技術の分類、評価
  4. 重点育成技術の選択
  5. コア技術の設定、管理の仕方
  6. 技術ロードマップの策定
  7. オープンイノベーション

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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