分散系材料設計における分散剤の選定と塗布性の向上

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本セミナーでは、分散剤の基礎から解説し、具体的な分散剤の種類や選定方法を詳解いたします。

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プログラム

粒子を含む材料はますます開発が加速している。従来のコーティング液をはじめとして、電池やフィルムなどの非常に薄い膜を形成するもの。また自動車用のプラステックや風力発電のブレードなどのような大きなものまで、マトリクス中へのフィラーやナノ粒子の分散にかかわる技術分野は広い。ここでは基本的な分散安定化の考え方と、実際の処方例を通じて分散剤の選定の着目点を紹介する。

  1. 分散安定化の基礎
    1. 粒子表面への吸着性
    2. 液中での分散安定化メカニズム、静電気的反発と立体障害
    3. 分散安定化が関与する問題
    4. 微分散が必要?
    5. 沈降防止が課題?
    6. 最終の膜特性の向上?
  2. 分散剤の設計思想
    1. 顔料吸着基の役割と種類
    2. 相溶性鎖の役割と種類
    3. 分散剤として実用化されている分子構造
    4. 分散剤分子量の効果
    5. 構造制御された分散剤
  3. 溶剤系での分散事例
  4. UV系での分散事例
  5. リチウムイオン電池での分散
  6. 固体での分散
    1. ポリオレフィンを主骨格とした分散剤、相溶化剤
    2. セルロース系粒子の分散
    3. ガラス系フィラーの分散
    4. ペレット状のアクリル系分散剤
  7. 水系での分散の注意点
    1. 泡が立ちにくい材料の選定と消泡剤
    2. 下地・素材への濡れ剤の選定
    3. 湿潤剤・分散剤の違いと特徴
    4. レオロジーコントロール剤の種類と特徴
  8. 補足
    1. 層状無機粒子による材料特性の向上
    2. レオロジーコントロール機能
    3. バリヤー効果
    4. 導電性機能
    5. ナノ粒子ディスパージョンのユニークな効果
    6. 耐スリキズ性の向上
    7. 反りの改善

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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