医薬品開発の国際化の潮流において、日本人を含むアジア人での開発医薬品の至適用量の判断は、開発のシナリオ全般を左右することがあります。
日本人での至適用量判断をめぐる諸問題について議論し、理解を深めていきたいと思います。
- 現在に至る日本の医薬品開発小史
- 日本国内における医薬品開発
- ICH-GCP
- ICH E5とブリッジング
- 国際共同臨床試験
- 至適用量とその判断へのアプローチ
- 安全性
- 有効性
- 薬物動態
- 至適用量に民族差はあるか
- 至適用量に民族差をもたらす要因
- 民族差とファーマコジェネティクス
- 民族差あるいは個人差
- 至適用量の判断と民族差
- 各民族における至適用量の判断
- 第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ相臨床試験
- 適用量の民族差が開発シナリオに及ぼす影響
- アジア地域における規制要件
- 国際共同臨床試験
- ブリッジングスタディ
- 日本 (アジア) 単独開発
- 至適用量をめぐる規制当局とのディスカッション
- 今後の展望