(2016年12月9日 10:00〜11:30)
旭化成グループでの経験をもとに、ボトムアップによる新規事業テーマ発掘とテーマアップの仕組みについての私見を概説する。組織運営についても述べる。
(2016年12月9日 12:15〜13:45)
新規事業を目指したテーマ創出のためには、オープンイノベーションを活用して自社の歴史や視点に縛られない調査活動が必要となる。自社のコア技術にくわえて、オープンイノベーションにより社外の産学官から新たなシーズを付加することも必要になろう。 新しいマーケットを目指すなら、さらにそのマーケットに精通した調査機関やコーディネータ、パートナー、ベンチャーと組むことにより、迅速で確実な新製品立ち上げが可能になる。 また、外部機関による評価を運用に加えれば、テーマ創生に新たな着想と価値観をもたらし、思考をより柔軟で多角的なものに発展させることができる。
(2016年12月9日 14:00〜15:30)
多くの企業が新規事業開発に取り組んでいるといっても過言ではないと思う。しかしながら、それら新規事業の開発がうまくいく可能性はそう高くはないという現状があると言われる。 本講演では、新規事業開発への取り組みについてそのプロセスをレビューし、筆者の経験も交え、現実的な課題を上げ、それらに対しとりうる策等について考えてみたい。新規事業開発におけるプロセスはテーマ探索、つまり種を探す、蒔くといった発掘、抽出のフェーズと、選択したテーマを事業化に向けて推進していく育成フェーズに分けて考えることができる。 今回は頂いたお題であるテーマ発掘について、幾つかのケースを例示しながらその特徴等について紹介する。
(2016年12月9日 15:45〜17:15)
新規事業開拓については、近年の激しいビジネス環境変化の中、従来の基礎研究開発・技術シーズや市場調査に基づく開拓手法から、様々なステークホルダーとの共創によるオープンイノベーションや、早い段階からのプロトタイプを用いたコンセプト検証など、様々な新しい試みが始まっております。 ここでは、そうした様々な活動を通して生まれる事業アイディアについて、テーマ選定からその取捨選択、実証検証の評価を経て最終的に事業候補として決定していくプロセスを、いくつかの事例を紹介しながら考察していきます。