本セミナーでは、化粧品の評価について基礎から解説し、被験者の適切な選定、生理心理計測法、有効性評価結果に影響を与える要因と対策について詳解いたします。
国内や欧米の香粧品市場は、すでに飽和状態にあると言われているが、一方、ブリックスをはじめ、中華圏や東アジアの市場は、経済発展に伴って急速な拡大をみせている。したがって、国内で培ってきた技術や商品のグローバル展開は、今後さらに加速されることは、想像に難くない。しかしながら、市場調査や生活実態調査さらには、実用試験などの実施における各国の申請、安全基準や表記の規制などは、様々であり、一貫した基準や審査法などが無いため、各国別、地域別の対応を強いられているのが現状である。 そこで、本講では、研究開発視点から日本、欧米、アジア (中華圏、東南アジアなど) での生活実態調査や製品の実用評価試験のための課題を抽出とともにその対応策について解説する。