第1部 高電圧正極への水系バインダーの適用と性能評価
(2016年11月24日 10:30〜12:00)
リチウムイオン二次電池の製造工程の簡略化を目指した水系バインダーの研究が盛んに行われている。
本講演ではバインダーの種類の関係、製膜された正極膜の形状と電池特性の関係などについて最近のデータを示しながらその特徴と問題点について述べる。
- リチウムイオン二次電池におけるバインダーの機能と役割
- バインダーの持つべき役割
- バインダーの種類と分類
- 電池特性に及ぼすバインダーの特性
- バインダーの分散法と電極の成膜方法
- 高分散性を得るための方法
- 実際の例から見る成膜方法と電池特性の関係
- 正極用バインダー:CMC
- 水系バインダーの種類
- 水系バインダーと溶媒系バインダーの電池性能の比較
- カルボキシメチルセルロース (CMC) バインダーについて
- CMCバインダーと高電圧Li過剰固溶体正極材料の組み合わせについて
- 正極用バインダー:フッ素ポリマーとアクリルポリマーのハイブリッド水系バインダー
- フッ素ポリマーとアクリルポリマーのハイブリッド水系バインダーの説明
- 電池性能におけるハイブリッド水系バインダーとCMCバインダーの比較
- ハイブリッド水系バインダーと高電圧Li過剰固溶体正極材料の組み合わせについて
- 高電圧正極LiNi0.5Mn1.5O4のコーティングによる水系バインダーの適用の検討
- 研究動向と今後の課題
第2部
(2016年11月24日 12:45〜14:15)
第3部
(2016年11月24日 14:30〜16:00)