(2016年11月2日 11:00〜12:30)
中長期を狙った研究開発テーマは、ややもすると“始めるよりも辞める・止める”が難しいとされています。それは、研究結果がどんな形であれ「成果として明確且つ客観的に評価されていない」からではないでしょうか。 着手した研究テーマには、研究投資に見合うだけのアウトプットを引き出さなければなりません。 明るく爽やかで前向きな意識のもと、「研究テーマの遅れや効率化」を図るための大胆な方向転換・起動修正に関する当社の考え方や施策について、いくつかの新規な開発案件への取り組みを例示しながら話題・情報提供させていただきます。
~“死の谷”を渡るための市場環境把握と研究開発の立て直し方~
(2016年11月2日 13:15〜14:45)
企業の研究開発活動の一つには、将来的な会社の発展やリスク 管理と言った観点から、既存事業に全く囚われない新たな価値の創造を目 的とした研究開発活動があります。 こうした研究開発活動は、中・長期に渡る 場合が殆どです。 一方、社会的要請は、時間経過と共にどんどん変化・変質 して行くため、研究開発は“動く標的”、“消滅する標的”、“見えない標的”を 相手にする仕事だとも言えます。 本講演では、中・長期テーマにおける、新事業創生に向けた研究開発活動の管理手法について紹介します。
(2016年11月2日 15:00〜16:30)
日程調整をしながら研究開発テーマを管理しているはずなのですが、いつの間にかスケジュールが当初予定から遅れてしまうことがあります。この遅延原因となるケースを分類し、事前予防を提案いたします。 特に研究開発テーマの遅れ防止では、研究開発チームとマーケティングチームの両輪による組織改革や運用手順作りが重要で、その実践例を解説いたします。 さらに、ステージゲート法により研究開発活動とマーケティング活動を併用して管理することで、早めに次の一手を打つことが可能になります。 これらの活動によって新規開発品の競争力を強化することで、遅れの生じにくい商品開発プロセスをご紹介いたします。