本セミナーでは、高分子系断熱材の特性、設計、成形技術を中心に幅広く解説いたします。
また、新しい省エネ基準 (改正省エネ法) への対応方法も紹介いたします。
従来から省エネの重要性は認識されてきましたが、特に、最近のエネルギー源の価格変動を受けて、省エネの重要性の再認識が叫ばれています。即ち、建築、自動車、家電分野を中心に省エネ活動が国策として展開されていることを受けて、高分子系断熱材の特性、設計、成形技術及び技術動向などを中心に幅広く解説したいと思います。 また、最近の動向として、真空断熱システム (VIP) の展開の活発化、高分子系断熱材の難燃化対策 (防耐火対策) の重要性、新しい省エネ基準 (改正省エネ法) への対応などの大きな変化が見受けられております。これらの変化を考察し、その対応方法などを紹介したいと思います。 講師は永年、これらの分野で研究開発、製造技術を担当し、また、JIS関連の原案作成委員、国家プロジェクトの評価委員なども歴任しておりますので、それらの動向もわかりやすく解説したいと思います。 この分野に関心をお持ちの研究者、技術者、製造担当者などの皆様のご参加を期待しております。また、質疑応答の時間には、現在お持ちの疑問点、問題点などにも回答していきたいと思います。