省エネ、炭酸ガス削減の鍵を握るSiCデバイスを実装するパッケージ、モジュール技術についてその必要性と技術動向について紹介する。
また、2011年より進めており6年目を迎える「SiC等大電流パワーモジュール実装材料開発・評価支援プロジェクト」通称KAMOME-PJでのアウトラインと信頼性評価および、材料設計について具体例を示しながら説明する。
- 低炭素社会とパワーモジュール
- パワーデバイスの果たす役割と市場予測
- カーエレクトロニクスとパワーモジュール技術動向
- SiCパワーモジュールの応用製品と技術動向
- デバイス、パワー密度、使用温度、冷却構造
- パワーデバイスとパワーモジュールの構造
- パワーモジュールの信頼性評価
- SiC等大電流パワーモジュール実装材料評価支援プロジェクト (KAMOME-I)
- 評価用パワーモジュールのプラットホーム
- Siパワーデバイスを用いての性能確認
- パワーサイクルテスト (PCT) 、サーマルサイクルテスト (TCT)
- SiC等大電流パワーモジュール実装材料開発・評価支援プロジェクト (KAMOME-II)
- 高Tj PCT実施可能なSiCパワーモジュールプラットホームの作製
- 封止材料、接合材料、伝熱シート材料の信頼性評価
- シミュレーション等による封止樹脂の特性適正化と材料設計、接合材、伝熱シート材の簡易評価とプラットホーム用モジュールでの評価
- プラットホームの高信頼化のための設計変更と確認
- SiC等大電流パワーモジュール実装材料開発支援プロジェクト (KAMOME-III)
- 個別材料信頼性評価のための簡易パッケージ及び簡易モジュール
- 封止材料、接合材料、伝熱シート材評価に特化したパッケージ及びモジュール
- 標準化への指針となる信頼性評価条件について
- 今後の課題