本セミナーでは、産業用ロボットの技術動向を解説すると共に、新たな材料、機構、制御方法を用いたロボットの必要性と可能性について詳解いたします。
産業用ロボットは高速/高精度を追求して優れた性能を達成し、自動車、電子機器などの製造には必須となっている。しかし、60年近く前に提案された産業用ロボットの材料、機構、制御の基本的な考え方を継続している。また、サービス産業、食品産業、医療福祉産業へのロボットの導入は、当初の予定通りには推移していない。 本セミナーでは、この問題の解決に、ロボットアームの基礎研究に立ち返ることの重要性を指摘する。具体的には、材料、機構、制御などシステム全体を新しく作り変える必要性と可能性を述べる。