コールドスプレーの原理と応用

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会場 開催

本セミナーでは、異種金属接合が可能で、様々な応用が期待される新技術「コールドスプレー」について装置の構造や皮膜の形成など、原理から最新応用例を業界トップメーカーがわかりやすく解説いたします。

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プログラム

コールドスプレー法とは固体の微粒子 (直径10〜100μm) を高速 (500〜1000 m/sec) で基材に衝突させて基材上に皮膜を形成する技術である。この技術を用いることによりこれまで不可能であった異種金属を接合することが可能になった。積層膜厚に関しては数十ミクロンの薄膜から数十ミリメータの肉盛りまで可能である。また、広い応用分野にわたってこの技術は利用されている。例えば、航空機部品、ジェットエンジン部品のメンテナンスおよび修理、エレクトニクスパーツへのコーティング、スパッターリングターゲットの製造、インダクションヒーティングへの応用、ハンダ、ロウ剤の塗布、防食等である。  この講習ではコールドスプレー装置の構造の説明、ガスの流れを超音速に加速する理論およびそのガス流体で粒子を加速する原理等の説明を行う。また粒子が基材に衝突する現象を実験事実を通して具体的に説明を行いコールドスプレー法による皮膜の形成の理解を深める。また、幾つかの応用例を紹介しどのような分野に利用できるかをイメージできるように解説を行う。

  1. コールドスプレーとは
  2. コールドスプレー装置
  3. ガス流および粒子の加速現象
  4. 粒子の高速衝突現象
  5. 皮膜の密着力
  6. 皮膜の機械的特性
  7. 皮膜のその他の物理的特性
  8. コールドスプレーの応用

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
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