本セミナーでは、ベンチマーキングについて基礎から解説し、自社におけるベンチマーキングの課題と解決策を詳解いたします。
よいものを生み出せばそれが事業の好業績に直結していたものづくり・製造業にとってのまさに黄金時代から、どれだけよいものをつくっても売れない時代へと時代は変わりつつあります。こういった変化の中で、R&D部門に対する役割期待自体にも変化がみられます。
これまでのR&D部門への役割期待は、他社よりも一歩先をいく技術開発で、よいものをつくる。つまり、技術革新の起点となることでした。
これからの時代にR&D部門が果たすべき役割は、例えば、「よいものをつくる」前に、競争ルール自体をデザインし、そのルールをイノベーションを起点にデファクト化することで、利益が必然的に自社に還流されていく仕組みを構築する。
つまり、ゲームチェンジに貢献するイノベーション (≠技術革新) を生みだすことです。
R&D部門に対するイノベーションへの役割期待が高まる中で、どのような変化を組織におこせば良いのか、そういったことを具体的に考えていくためのツールの一つがベンチマーキングです。
本講座では、ベンチマーキングに対する基礎的な理解を深めるとともに、自社におけるベンチマーキングの課題と解決策を考えたいと思います。