本セミナーでは、優れた信頼性の高い接着を行うための基本条件や達成方法から、耐久性の評価法などを基礎からわかりやすく説明いたします。
日時
- 2016年12月16日 10時00分〜 2016年12月16日 17時30分
開催予定
プログラム
接着強度を高くするだけでは耐久性や信頼性・品質を向上させることはできない。 接着部の破壊で最も多いのは接着界面での破壊であるが、界面破壊は最悪であり、接着界面での密着性を向上させて凝集破壊を達成させることが耐久性、信頼性・品質向上の基本である。 また、接着強度はばらつきが大きな接合法であるため、平均値で考えてはならず、統計的扱いによって最低強度を求めることも重要である。さらに、破断強度を設計強度として用いることはできず、設計に用いることができる設計許容強度を知ることも必要である。 本講座では、接着の強度、耐久性、信頼性・品質に影響する多くの要因を説明し、諸要因の最適化法を示す。また、長期劣化の寿命推定の具体的手法、想定不良率・ばらつき・劣化・内部破壊・安全率・接着部に加わる力を考慮して必要な継手強度を簡易に求める接着設計法について説明する。
- 接着不良を未然に防ぎ信頼性の高い接着を行うための基礎知識
- 高信頼性接着の基本条件 – 開発段階で達成すべき目標値 -
- 「高信頼性接着」とは
- 開発段階で達成すべき目標値
- 接着部の破壊状態 – 凝集破壊率 -
- 接着強度のばらつき – 変動係数 -
- 接着のメカニズムと接着特性の向上策
- 接着の過程
- 分子間力、水素結合
- 表面張力 – 簡単な測定法と必要値 -
- 表面張力を高くする表面改質法と注意点
- プライマー、カップリング剤処理と注意点
- 表面粗面化の問題点
- 内部応力 (硬化収縮応力、熱収縮応力) の発生と低減策
- 結合強度を低下させる要因 (まとめ) – 接着の脆弱点 -
- 高信頼性接着の基本条件 – 開発段階で達成すべき目標値 -
- 接着劣化のメカニズムと評価のポイント
- 劣化の要因とメカニズム
- 熱劣化
- 冷熱繰返し
- 水分劣化
- クリープ
- 耐久性評価の落とし穴
- 水分劣化における接着部の形状・寸法の影響
- 細長い接着部における接着部の幅と水分劣化の加速倍率
- 致命的損傷と非致命的損傷の見極め方
- 応力と水分の複合による劣化の加速
- 劣化の要因とメカニズム
- 接着耐久性の長期寿命予測法
- 寿命予測の鉄則
- 長期熱劣化の予測法
- アレニウス法
- 長期水分劣化の予測法
- アレニウス法
- 吸水率分布からの予測法
- 長期屋外暴露劣化の予測法
- アレニウス法と乾燥回復性からの予測法
- クリープ耐久性の予測法
- 温度 – 時間換算による方法
- Larson – Miller法
- 疲労耐久性の予測法
- ばらつき、劣化、内部破壊を考慮して接着部の必要強度を簡易に求めるための原賀式 『Cv接着設計法』
- 接着の品質設計の特異性と重要性
- 品質作り込みのために必要な予備知識
- 発生不良率
- 許容不良率
- 工程能力指数と信頼性指数
- ばらつき係数と変動係数
- 内部破壊係数
- 劣化による強度の低下とばらつきの増加率
- 原賀式『Cv接着設計法』
- 原賀式『Cv接着設計法』 とは
- 初期の変動係数Cvをどのくらいに抑える必要があるかを求める
- 信頼性指数、許容不良率、ばらつき係数、変動係数の関係
- 初期の平均強度は接着部に加わる最大力の何倍必要かを求める
- ばらつき、内部破壊、劣化、安全率を考慮した初期必要平均強度の設計式
- 接着トラブルに繋がる諸因子とトラブル防止の勘どころ
- 接着剤、粘着剤の硬さ、伸び
- 接着剤、粘着剤の粘弾性特性
- 接着層の厚さ
- 加圧における接着欠陥の発生と対策
- 気泡を巻き込まない接着剤の塗布パターン
- 勘合接着における内部応力
- 接着剤の硬化収縮応力、冷却時熱応力による部品の変形
- 短時間硬化による部品の歪み – 粘弾性と応力緩和 -
- 被着材自体の引張り強度とせん断接着強度
- 亜鉛めっき鋼板の接着での注意点
- 周囲にはみ出し部がない部分での塗布、硬化の確認方法
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 25,000円(税別) / 27,000円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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