本セミナーでは、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説いたします。
わが国では化学物質における労働災害が、年間5百件程度発生しています。主な原因は化学物質の不適切な取扱いによるためですが、これは労働者による化学物質の危険性や有害性の理解を向上させることで、その発生は低下し得るものと言えます。 本講演では、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説します。さらにSDSは、労働安全衛生法の改正により義務化された、リスクアセスメントにも必要不可欠になっています。そこで、リスクアセスメントにおけるSDS内のデータの理解すべきポイントについても基礎を解説します。