現場労働者のためのSDSとラベルのやさしい読み方

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

わが国では化学物質における労働災害が、年間5百件程度発生しています。主な原因は化学物質の不適切な取扱いによるためですが、これは労働者による化学物質の危険性や有害性の理解を向上させることで、その発生は低下し得るものと言えます。  本講演では、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説します。さらにSDSは、労働安全衛生法の改正により義務化された、リスクアセスメントにも必要不可欠になっています。そこで、リスクアセスメントにおけるSDS内のデータの理解すべきポイントについても基礎を解説します。

  1. はじめに
    1. 化学物質における危険性と有害性
    2. 化学物質における労働災害
    3. 化学物質の危険性と有害性の理解の重要性
  2. 労働災害等の被害防止のための重要な情報源としてのSDS
    1. SDSとは
    2. SDSの構成
    3. SDSの項目と見るべきポイント
    4. ばく露限界の重要性
    5. GHSとは
  3. 危険性の分類項目/危険性の防止
    1. 危険性の分類項目
    2. 引火性液体について
    3. 危険性の防止のための注意の原則
    4. 取扱い時と非常時に見るべきSDSのポイント
    5. 取扱い時に見るべきラベルの項目
    6. 分類対象項目と区分
    7. 消防法における危険物の概要
  4. 有害性の分類項目/健康被害の防止
    1. 有害性の分類項目
    2. 有害性とばく露対策のために見るべきSDSのポイント
    3. 健康障害防止対策のために見るべきSDSのポイント
    4. 有害性情報を見る際の注意点
    5. 分類対象項目と区分
  5. リスクアセスメントにおける利用
    1. リスクアセスメントにおける利用 (危険性)
    2. リスクアセスメントにおける利用 (有害性)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

受講料

複数名同時受講の割引特典について