ビジネスプロセスにおいて、意思決定を行うために問題解決法は必須である。技術開発においては仮説に基づく科学的方法が推奨され、これが常識となっている。しかし、バブル崩壊後の20年間を反省すると、従来の問題解決プロセスではイノベーションが難しい時代の訪れを感じる。
あらためて問題解決プロセスを見直すとともに、新しい時代の問題解決のノウハウを説明します。
- 問題解決って何だ?
- まず、問題が必要。
- 「解決する」とは?
- 「考える」とは、何をすればよいか
- 従来の問題解決法の問題
- 問題解決プロセスを改めて考える
- 現状認識のプロセス
- 現状を捉える。
- 問題を明確にする。
- ゴールを明確にする。
- ゴールから課題を導き出す。
- 情報活用プロセス
- 情報収集
- 情報分析
- 問題解決の実行プロセス
- ゴールの検証
- リスク対策と実行計画
- 行動指標作成
- DOプロセス
- CHECKプロセス
- 科学の方法に潜む問題
- 研究開発プロセス
- 否定証明
- 非科学的方法で生まれたiPS細胞。
- 非科学的問題解決法
- ヤマナカファクターの発見プロセス
- 刑事コロンボとホームズ探偵
- 観察の重要性
- 模倣による創造
- 科学が無かった時代の問題解決
- 事例
- 電気粘性流体の耐久性問題
- ゾルをミセルに用いたラテックス合成法
- カオス混合装置
- 半導体用高純度SiC
- 温故知新による帯電防止層