この研修の狙いは、前に進む発想法を身につけ、実務に応用することです。前に進む発想法とは、現状にとどまらず成果を上げる発想法のことです。この研修では、前に進む発想法を習得し、成果を上げるアイデアを実際に出します。そして、実行案を選び、企画・提案書にまとめます。実習では、講師が回って一人ひとり指導するので、自分のとらわれた考え方や思考のクセを知ることができます。
- 前に進む基本ポイント
- 固定観念にとらわれているから成果が上がらない
- 現状にとどまっていないで前に向かって進む
- テーマを明確に設定し、柔軟に発想を広げる
- 目標を定め柔軟に発想する
- 目先にとらわれずあるべき姿を目指す
- 目指す所をハッキリ定めることで前進できる
- 状況の変化に柔軟かつ素早く対応する
- 今ここの状況・声をよく見る、よく聞く
- 仕事バカ・専門バカになるな、視野を広げる
- 頭が働かなくなったらサッサと休離する
- 実践! 前に進む発想法
- 仕事のテーマ (問題・課題・目標) に取り組む、トライする
- テーマ (目指す所、あるべき姿) を的確かつ具体的に設定する
- 目指す所をハッキリさせれば半分達成したも同然である
- 発想シートを用い、ヒントを書いて柔軟に発想を広げる
- ヒント (状況・声) を書くとイメージが広がりアイデアが出る
- アイデアの選択・育成
- 実行案 (ベストアイデア) を選び、より効果的・具体的にする
- 説得力のある企画・提案書の作成
- プレゼンテーション (発表) および質疑応答、講師の講評
- 質疑応答により内容が深まる。発表を聞くことで視野が広がる
- 行動を起こし成果に結びつける必須条件
- 実習では、テーマ設定シート、アイデア発想シート、アイデアの選択・育成シート、企画・提案書など、実務にすぐ使える実践シートを用います。
前に進む発想法の3つのポイント
- トライする
- 問題や課題を放置せず、トライする (テーマに取り組む) 。これが最も重要です。生産技術者のKさんは、「これ以上のコストダウンはムリだ」と諦めていました。それが、トライすることで年に2,300万円のコストダウンを達成できました。このように、年に1,000万円以上の成果を上げた事例が数多くあります。トライするポイントは、テーマ (問題、課題、目標) を書き出すことです。
- テーマを明確に設定する
- テーマ (目指す所) をハッキリ定めることによって前に進むことができます。次のように、できるだけ明確に設定します。そうすると考えやすくなります。
「省エネ技術の開発」→「電気の使用量を30%減らす技術の開発」「トラブル対策」→「製品Mの破断トラブルをゼロにする」「新しいシャツの開発」→「汗をかいても肌にくっつかないシャツの開発」
- 柔軟に発想を広げる
- 誰でも簡単に使えるT発想法を用い、柔軟に発想を広げグッドアイデアを出します。ヒント (状況・声) を書くことで、イメージが広がりスムースにアイデアが出ます。これまで2万人以上が試みましたが、アイデアが出なかった人は一人もいません。