感性情報の計測・評価と応用

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プログラム

本講演ではカオス・フラクタル理論を基軸とし、情報数理工学や感性情報工学への具体的適用事例を紹介すると共に、そのような実用化に至る基礎的な基盤研究の基軸について、実践的技術・研究者の立場から紹介する。  また、生体信号、特に、脳波と近赤外分光計測信号をカオス・フラクタル解析することにより、ヒトの感性を客観的に定量的に計測する新規手法を講述し、感性を付加価値とした製品開発に対する基盤技術を紹介することを目的とする。

  1. 感性情報工学の基礎となるカオス・フラクタル理論
    1. カオス・フラクタル理論の基礎
    2. カオス理論に基づいたバイオアッセイ
    3. カオス理論に基づいた時系列予測
    4. 逐次関数系によるフラクタル符号化
    5. 自然画像のフラクタル符号化
    6. カオス・フラクタル理論に基づく統合論的脳機能計測
  2. 感性計測の意義と産業界への適用
    1. 感性情報通信への応用
      1. ハイレゾと感性計測
      2. じゃんけんに負けないロボット
      3. ヒトの心を読み取るアフェクティブロボット
      4. 揺れ動く心の計測
    2. 食品・日用品への応用
      1. 嗅覚と感性
      2. 触覚と感性
      3. シャンプーの爽快感と感性
      4. 感性を付加価値とした生理用品の開発
      5. ガム咀嚼と感性
      6. 集中力とマウステープ
    3. スポーツ分野への応用
      1. テニスラケットの打球感の心地よさ
      2. ゴルフクラブの打球感の心地よさ
    4. 自動車・モビリティ分野への応用
      1. 自動車の安全装置の開発
      2. ヒヤリハット計測
      3. 脳波による車いす制御
    5. 会話と感性計測
    6. その他の応用
  3. 感性計測の先端技術と将来展望

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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