ハードコート材料の硬度・可撓性・屈折率と耐久性・密着性の向上

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本講演では、プラスチック表面加工の最重要課題であるハードコート材料の基礎から応用までの考え方についてポリシロキサン系を題材として概説いたします。

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プログラム

本講演では、プラスチック表面加工の最重要課題であるハードコート材料の基礎から応用までの考え方についてポリシロキサン系を題材として概説する。  特に硬度に加えて硬度と相反する特性である可撓性付与、さらには光学特性への応用に必須の特性である屈折率制御については具体例を挙げて述べる。  また、実用化には越えなければならない課題である基材との密着性付与技術および耐久性等についても述べたいと思っている。

  1. はじめに
    1. ハードコートの必要性
    2. 表面硬度評価方法
  2. ハードコート技術の基礎
    1. 材料と硬度の関係
    2. ハードコート材料設計指針
    3. 代表的ハードコート材料
    4. アクリル系ハードコート材料
    5. ポリシロキサン系ハードコート材料
    6. 無機材料反応
    7. ポリシロキサン系ハードコート材料の問題点
  3. ポリシロキサン系ハードコート材料の実用化
    1. 低温硬化技術
    2. 反応収縮の低減
    3. 実用化に向けた改良技術
  4. ポリシロキサン系ハードコート材料の高機能化
    1. 可撓性付与技術
      1. 可撓性が要求されるニーズ
      2. 可撓性評価技術
      3. 可撓性付与技術コンセプト
      4. 可撓性付与材料
      5. 可撓性発現メカニズム
      6. 硬化メカニズム
      7. 可撓性付与材料の実用化例
    2. 染色性付与技術
      1. 染色性が要求されるニーズ
      2. 染色性評価技術
      3. 染色性付与技術コンセプト
      4. 染色性付与材料
      5. 染色性発現メカニズム
      6. 染色性付与材料の実用化例
    3. 屈折率制御技術
      1. 高屈折率化技術
        1. 高屈折率が要求されるニーズ
        2. 高屈折率付与技術コンセプト
        3. 高屈折率付与材料
        4. 高屈折率発現メカニズム
        5. 高屈折率付与材料の実用化例
      2. 低屈折率化技術
        1. 低屈折率が要求されるニーズ
        2. 低屈折率付与技術コンセプト
        3. 低屈折率付与材料
        4. 低屈折率発現メカニズム
        5. 低屈折率付与材料の実用化例
    4. その他機能付与技術
      1. 導電性・帯電防止性付与
      2. 複合化技術
  5. ハードコート技術実用化に向けた課題
    1. 密着性向上
      1. 材料改良からのアプローチ
      2. 基材前処理技術の開発
        1. ケミカル処理
        2. 気相ドライ処理
    2. 耐久性向上
      1. プライマー処理
      2. 添加剤
    3. 曲面基材への応用
      1. レベリング材の最適化
    4. 超低コスト化技術
  6. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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