グローバルAuditor養成をめざし、グローバル視点から国内外の医療機関やCROのGCP監査を実施する上での留意点を解説します。
グローバル監査実施に必須なICH-GCPを、予定されるE6_R2_Addendumを含めて理解し、従来の国内監査で不十分な点を明らかにしながら、グローバル監査の実際を現役Auditorとしての経験を交えながら分かりやすく解説します。
- ICH-GCP E6_R2_Addendumのポイント
- 監査ではどうチェックすればよいのか
- Investigatorの責務
- ALCOA原則
- CSV
- QMS
- Sponsor Oversight
- リスクベースのモニタリング
- モニタリングプラン
- 必須文書
- GCP監査の実際
- 監査の準備
- 監査プラン (目的、範囲、On-Site/バーチャル、人数、日数)
- 医療機関、CROへの通知
- 事前にどの書類をレビューすべきか
- 監査の実施
- Opening Meeting
- 書類のレビュー: 証拠文書のないものは認められない
- インタビューのテクニック
- 院内/社内ツアー
- Close-out Meeting
- 監査報告書の作成と報告: より意味のある監査にするために
- 被監査者への監査結果の通知とCAPA評価の仕方
- その他の留意点
- 国内問題「必須文書の押印省略は、ICH-GCPの観点から問題ないのか」
- 省略できる前提条件は?
- 価値のある監査とない監査
- 通訳を使うことの是非
- プロのAuditorとしての心構え
- 海外出張で気をつけること
- 質疑応答