ER流体やMR流体等,電場や磁場で流体特性を変化させることができる材料を機能性流体と呼ぶ。機能性流体を用いたデバイスの開発には流体機械の設計手法と電場、磁場の知識が必要となる。本講義では流体力学,電磁場の基本からデバイス応用の方法、さらにそれらを用いたロボット・メカトロニクス機器への応用展開について解説する。
- 講師研究紹介~事例紹介~講義のポイント
- ER/MR流体の基本
- ER/MR流体の構成
- 流体力学の基礎
- ER/MR流体の機械特性
- 近年の材料開発
- ER/MR流体デバイスの力 (トルク) 設計
- 基本構造
- バルブ型デバイスの力計算
- せん断型デバイスの力計算
- シリンダ型
- ディスク型
- ER/MR流体デバイスの電気・磁気回路設計
- 電磁気学の基礎
- 磁性材料
- MR流体の磁気特性
- MR流体デバイスの簡易磁気回路モデル
- ER流体デバイスの電気回路系
- ER/MR流体デバイスの具体的な設計・開発事例
- おわりに
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