本セミナーでは、絞り加工の基礎から解説し、高精度で高品位、効率的な実践成形手法、最先端技術の無潤滑絞り加工「ドライプレス加工」についても解説いたします。
経験やノウハウが大いに物を言う絞り加工ですが、高品位な絞り製品を生産するためには、その加工の原理を理論的に理解することが求められます。絞り加工を理論的に勉強することによって、無駄のない効率的な成形手法が実践できるようになり、結果的にコストダウンも図れるようになります。また、トラブルが発生した時にも十分対応ができるようにもなります。 さらに高精度で高品位な製品の生産を目指すためには、潤滑油の選び方・使い方の基礎知識の習得が何よりも重要となります。潤滑法を間違えれば、製品表面傷の発生や焼付き・かじりの発生の原因になります。ただし、潤滑油には環境問題が付きまといます。できるだけ使用しない、あるいは全く使用しない加工法が待望されています。その最先端技術の無潤滑絞り加工、すなわち、ドライプレス加工についても解説します。