製品デザイン・CMF・プラスチック加飾、その採用トレンド 2016

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プログラム

第1部 航空機分野や発電システムにおける 製品デザイン、CMF、加飾技術について

(2016年7月14日 10:00~11:00)

産業インフラ関連製品におけるデザインの切り口と表現を発電システムや航空機のデザイン事例で紹介する。
  1. BtoB製品事業におけるデザインの役割
  2. 発電システムのデザイン
    1. 取組対象と目的
    2. 表現事例
  3. 航空機のデザイン
    1. アプローチ
    2. 表現事例
  4. BtoB製品事業におけるデザインの今後

第2部 ベッド・ミシンから 自動車部品・パーソナルモビリティまで幅広いデザイン

(2016年7月15日 11:10〜12:10)

サプライヤーメーカーのデザイナーが企業においてどのような役割でデザインに取組んでいるのかを幅広い事例でご紹介します。
  1. 企業をデザインする
  2. 自動車部品のデザイン
  3. 家庭用機器 (ミシン) のデザイン
  4. 新しいベッドのデザイン (自動車用センサーの応用)
  5. これからの社会に向けたデザイン (パーソナルモビリティなど)
  6. デザイナーとしてのカラー、マテリアル、フィニッシュへの要望

第3部 業務用・家庭用プリンタに求められる プラスチック表現と環境対応塗装レスへの取り組み

(2016年7月15日 13:00〜14:00)

ブラザープリンターは環境負荷を最小限にするため、2009年から塗装レスの外装を採用しています。プラスチック本来の魅力を引き出し、お客様の心に響くデザインを生み出す取り組みを紹介します。
  1. ブラザーの業務用・家庭用プリンタデザインの考え方
    (ブラザーデザインポリシー)
  2. ブラザーの環境への取り組み
    1. オフィス環境との調和
    2. 地球環境との調和
  3. 塗装レスへの挑戦
    1. 塗装の持つ高級感を無塗装で
    2. プラスチックならではの表現
  4. 今後のプラスチック表現への期待

第4部 パッケージデザインを基点としたブランド世界観の創造

(2016年7月15日 14:10〜15:10)

ポーラが取り組んできたパッケージ表現とブランド世界観への展開を事例を交えながら紹介いたします。
  1. ポーラが拘る「モノ」創り
  2. ブランディング
  3. デザインコアバリュー
  4. 開発プロセスの解説
  5. 世界観の展開

第5部 (MRIなどの) 医療機器分野のユーザー・エクスペリエンス・デザイン

(2016年7月15日 15:20〜16:20)

MRI (磁気共鳴断層撮影) 装置使用者への提供価値を高める製品定義手法と設計実例を紹介する。
  1. GE Healthcare Japanの理念
  2. 製品定義
  3. 医療機器分野におけるユーザー・エクスペリエンス・デザイン
    • 例 : 機能を阻害しないデザイン (衛生性や低ノイズなど)
    • 例 : ユーザーの負担にならないデザイン (不安感や恐怖感を与えない見た目、触り心地など)
    • その他
  4. 今後の展望、CMFへの要望

第6部 自動車に求められるものの変化と、それに伴うデザインの進化

(2016年7月15日 16:30〜17:30)

グローバルな市場の中で日本の自動車デザインの位置を理解し、EVや自動運転など、これからの新しい技術に伴うデザインの可能性をCMFを中心に解説します。

  1. 現在の自動車市場の把握と分析
    1. 主要市場で何が起きているのか
    2. 世界のブランドスコープ
  2. 日本の自動車デザインに求められること
    1. 世界市場で生き残るために
  3. これからの自動車市場
    1. 「EV」のもたらすもの
    2. 「自動運転」のもたらすもの
  4. これからの自動車デザインの可能性
    1. 「EV」から生まれるデザイン
    2. 「自動運転」から生まれるデザイン

第7部 住空間に求められるデザインと プラスチック使用部材の加飾技術について

(2016年7月15日 9:50~10:50)

工業化住宅が誕生して40年余り、その間、住宅は日本人のライフスタイルとともに劇的に変化してきている。住空間デザインの変化とともに求められるプラスチック加飾について考える。
  1. 住宅デザインの変遷と素材の変化
    1. 住宅商品モデルの変遷
    2. インテリアデザインの変遷
  2. 住宅部位別素材表現について
    1. 内装部材の素材表現
    2. 設備部材の素材表現
    3. 外装部材の素材表現
  3. これからの住空間デザインの方向性について
    1. スマートユニバーサルデザイン
    2. 愛着を感じるデザイン

第8部 CMFによるブランドイメージ定着と価値向上

(2016年7月15日 11:00〜12:00)

CMFによるブランドイメージの定着と価値向上に向けた取り組みを、二輪車特有のニーズや設計/品質要件を交えながら紹介します。
  1. カワサキモーターサイクルと言えば…
    1. 趣味の乗り物
    2. ブランドが一目で判ることの意味
  2. カワサキモーターサイクルのグリーン色について
    1. カワサキグリーンの生まれ
    2. データで見るグリーンのニーズ
  3. ブランド定着に向けたCMFの取り組み: グリーン色
    1. Absolute Green
    2. グリーン色塗料の展開
    3. 実車への展開事例
  4. ブランド価値向上に向けたCMFの事例: 樹脂パーツへの加飾
    1. 水転写
    2. 成形
    3. 塗装
  5. 今後求められるCMF技術 (デザイナーのわがまま)

第9部 【セミナー + 工場見学】 最近のプラスチック加飾、高級感付与技術の実際

(2016年7月15日 14:00〜16:30)
※ 2日目昼食後、車で見学先に移動します。

  1. エッチング加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:インスト・ドアー・ピラー・シート廻りの量産用金型 試作用金型
  2. バナトーン加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:モーターショー用コンセプトカー
  3. セラシボ加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:自動車のデザインマイナーチェンジなど
  4. リアルサーフェーステクノロジー加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:セラシボ再現性確認とコンセプトモデルへの使用
  5. セラマット加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:グロスが高く勘合部品とのグロス差が質感を落としている物、塗装でコスト高になっている物
  6. ナノフィール加工
    1. 工法
    2. 特徴
    3. 使用用途:グロスが高く勘合部品とのグロス差が質感を落としている物、塗装でコスト高になっている物
      【装置見学、サンプル見学、質疑応答、現地解散】

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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