国内外規制当局による査察や海外メガファーマからの監査においては、従来SOPを整備し実施していればよかった防虫管理 (ペストコントロールプログラム) に対しても、管理プログラムそのものの適切性についてリスクベース・サイエンスベースの説明が求められる傾向にある。
今回は規制当局からの指摘事例を振り返りながら、プログラムの作成から再評価、係る要員の適格性評価の要点について解説する。
- 医薬品製造事業所にありがちな防虫管理 (ペストコントロールプログラム) に係る課題
- 特定の昆虫の制御
- 査察、監査対応
- 購買評価
- 工場従事者への教育訓練
- 査察・監査でのできごと
- 指摘事例
- プログラム開発に必要な基礎知識 (昆虫類の侵入・繁殖の要素)
- 昆虫類の生態
- 昆虫種による侵入・繁殖の違い
- 鍵となる生態情報と防除のパラメータ
- 査察・監査に有効なペストコントロールプログラムの開発手順
- 立地環境と生態
- 管理対象の抽出
- 管理手法の選択
- 管理用機材の特性
- プログラムの構成例
- 品質リスクアセスメント
- サンプリング方法
- モニタリングポイント
- 管理基準値
- 基準逸脱時の処置
- ペストコントロールに係る監査 (倉庫・配送センター、サービスプロバイダに対する監査)
- 監査事例
- 従事者への周知・教育/その手法
- 監査従事者の適格性評価
日本のPIC/S加盟により、GDP管理について、取り上げられるケースが増えている。特に、原薬は、海外からの調達することも多い中、その海外サプライヤーの管理から日本に至るまでの流通上での管理も重要である。そのGDP管理として求められる点を解説する。
- GDPとは
- PIC/S GDPガイドライン
- 品質マネジメント
- 職員
- 施設及び設備
- 文書化
- 作業
- 苦情、返品、偽造が疑われる医薬品及び回収
- 外部委託業務
- 自己点検
- 輸送
- 原薬におけるGDP管理
- 原薬製造業者の責務
- 製造販売業者の責務
- 輸入原薬の取扱い
- 今後のGDP