進歩性って知っていますか?技術者・研究者の皆さんは、たいてい「もちろん、この発明がどんなに世の中の技術より進歩しているかですよね」と、お答えになります。この答えは×です。これが“法律用語“の落とし穴です。 特許要件である“進歩性“は“法律用語“です。一般用語とは意味がまったく異なります。ですから、やはり日々の技術者・研究者とベテラン知財部員 (特許庁の審査官、審判官の立場で“読む技術“を持っている) が特許に関する会話をすると、 (技術者・研究者の方は気が付いていないのかもしれせんが) 話がすれ違ってしまうのです この講座では「知ってるつもりシリーズ」第2弾として、特許庁の審査官、審判官の立場で“読む技術“を伝授致します。