(2016年8月5日 10:20〜13:40)
熱可塑性コンポジットが注目され、特に、熱可塑性CFRPの研究開発が盛んになされており、多くの若い研究者が興味を持って開発に携わっている。しかしながら、1980年代後半から1990年代前半の第二次ブームから、20年以上の時間が経過しており、過去に何が開発されていたのか、何故、普及させることが出来なかったのか、技術伝承が全くなされておらず、過去の失敗と同じような開発が繰り返されているものも見受けられる。 本講座では、今一度、熱可塑性コンポジットの開発の歴史、および、熱可塑性コンポジットの成形技術のの基礎について解説する。
(2016年8月5日 13:50〜15:00)
高コストな熱可塑性複合材料を自動車部品に適合させるために、成形工程でのコスト低減を実現する手段であるハイブリッド成形のメリット、工程と成形装置に求められるキーポイントを理解して頂くために解説する。 またクラリティ フュエルセルのバンパービームへの採用事例と、開発から量産までの協力体制について紹介する。
(2016年8月5日 15:00〜16:30)
軽量・高強度・大量生産・低コストを実現する先端材料として、連続繊維熱可塑材料CFRPは、2010年のK – Show (デュセルドルフ) 以来、特にハイブリッド成形が注目されている。 成形サイクルが60秒であるという事が大きな特徴で、従来のプレス機や射出成形機でも成形可能ある。 本講演では様々な成形法をビデオ付きで紹介する。