フルオロアクリレート系ポリマーは1950年代から繊維用途の撥水撥油剤として使用されてきたが、分子設計の多様性を生かして、近年、様々な用途に展開されている。本講演では、フルオロアクリレート系ポリマーの基礎 (分子運動性、表面再編成、動的撥液性など) を抑えた上で、各種用途 (特に、電子デバイス用途、超撥液コーティング) について解説する。
実用用途では、空気中で静置した液滴の接触角 (=静的な表面特性) だけではなく、水中での接触角、空気中での液滴の動き易さ (転落角、転落速度) (=動的な表面特性) が重要になります。本講座では、両者を統一的に理解するために、分子設計-表面特性-実用性能の関係について解説する。
- 撥水撥油性、フッ素系コーティング剤の基礎知識
- 表面自由エネルギーの基礎
- フッ素系コーティング剤の種類と特性
- フッ素系コーティング剤に用いられる溶剤
- フルオロアクリレート系ポリマーの静的・動的表面特性の基礎
- ポリマー分子設計
- 撥液性評価方法
- 構造解析
- 防水・防湿コーティング剤
- 電子デバイスの防水・防蝕性に最適なコーティング剤の設計とは?
- スマートフォン、タブレットへの応用
- インクジェットプロセス用撥液剤
- これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!撥液性と現像性の両立、量産適合性
- 超撥液コーティング
- 物理的表面改質による撥液性向上の基礎、超撥液性と耐久性の両立
- 環境規制
- PFOS・PFOA問題の動向
- 対策例
案内割引・複数名同時申込割引
S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- Eメール案内を希望する方
2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
追加1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,926円(税別) / 71,200円(税込)
- Eメール案内を希望しない方
2名様まで 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。
追加1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)