イオン液体の分子設計の基礎と高機能化の指針

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イオン液体は、イオンだけからなる常温で液体の塩であり、構成イオンの分子設計を通して機能設計が可能な新規材料群である。そのような背景から、イオン液体の活躍分野はイオニクスデバイスからバイオサイエンスと多岐にわたることが特徴として挙げられる。  本講演では、イオン液体を活用するために必要な基礎知識について紹介し、演者らが取り組んでいる研究分野を中心としたイオン液体の高機能化の指針について述べる。

  1. イオン液体とは
    1. 主な特徴
    2. 合成方法
    3. 物理化学特性と評価方法
    4. 電気化学特性と評価方法
  2. 溶媒としての応用
    1. 反応溶媒
    2. 高分子の可溶化
  3. 電解質としての応用
    1. イオニクスデバイスへの展開
    2. イオン液体の高分子化
    3. 中間相を示すイオン液体
  4. 目的に応じたイオン液体の分子設計
    1. 多糖類の溶解及び分解
    2. 電気化学的特性の向上
    3. アミノ酸イオン液体の合成と物性、応用
    4. LCST挙動
    5. 水和イオン液体とタンパク質の溶解性
    6. バイオ・医療分野への応用
  5. 統括:各分野におけるイオン液体の可能性

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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