(2016年7月14日 10:30〜12:00)
近年、エネルギーハーベスティング (EH) 技術が着実に進化してきており、そのアプリケーションは機械・インフラの監視から電池レス・ウエアラブルデバイスの駆動へと広がりつつあります。 本講演では、振動発電の現状と将来展望を見据えるとともに、その最新の実用化状況を概観します。振動発電を用いたシステム開発や研究開発に取り組まれている方々が、現状と将来展望を俯瞰できる絶好の機会ですので、どうぞご参加下さい。
(2016年7月14日 12:45〜14:15)
近年、低炭素化社会の実現に向け、再生可能エネルギーによるエネルギーハーベスティング技術が注目されており、その一つに振動エネルギーの回生技術がある。最近では超低消費電力のパワー・マネジメントICの実用化に伴い、ワイヤレス技術等の低消費電力デバイスにまわりの環境から必要なエネルギーを取り出して動作させる発電・供給技術の要求も強い。このような地産地消型の振動発電デバイスによるエネルギー回生技術の確立が望まれている。 ここでは、自動車振動に着目し、その振動を多軸・多モード発電デバイスにより効率的に回生し低消費電力機器などにバッテリーレスで電力供給可能な、セルフパワードシステムを構築するための圧電デバイスを用いた振動発電技術について紹介する。
(2016年7月14日 14:30〜16:00)
弊社の取り組む『振動力発電』技術を中心にエネルギーハーベスティング (環境発電) 分野の話題を中心に取り上げます。弊社にて製品化している製品の概要や技術のご紹介も行わせて頂きます。 特に、「発電床」については、基本的な技術の説明から実際の製品も含めてご紹介いたします。現在、日本のODAとしてブラジルの自転車道に「発電床」を導入しているプロジェクトを実施中です。こちらもエネルギーハーベスティングの将来像の一つしてご紹介いたします。弊社のこだわっている技術コンセプトや、将来のエネルギー環境の展望にも触れられたらと思います。
(2016年7月14日 16:10〜17:10)
鋼鉄道橋の振動による発電技術と、それを利用したモニタリングシステムの概要および開発に向けた検討を紹介する。その中で、実構造物の振動による発電の特徴や、モニタリングシステムの運用における課題などを解説する。