第1部 タッチパネル用メタルメッシュフィルムへの要求特性と開発の方向性
(2016年7月14日 10:30〜12:10)
なぜITO代替材料が注目されているのかを認識いただく。次に、代替材料としての銀系、銅系、カーボン系について、資源の観点及び電気化学から見た材料について述べる。さらに、グリーンプロセスを目指した脱真空、脱フォトリソグラフィ技術を紹介。グリーンプロセスのキーテクノロジーとしての銅インクの実用化課題と最近の動向を紹介する。
- 今なぜITO代替材料が注目されるのか
- 投影型静電容量式タッチパネルの大型化
- ディスプレイのフレキシブル化に伴うタッチパネルのフレキシブル化
- ITO代替材料
- メタルメッシュ電極作製プロセス
- 真空成膜とフォトリソグラフィ
- 真空成膜とレジスト印刷
- インクによる直接パターン作製
- 銅インク
- 銅インク実用化の課題
- 最近の動向
- まとめ
第2部 カーボンナノチューブ透明導電膜の作製と導電性向上技術
(2016年7月14日 13:00〜14:40)
CNT透明導電膜は、太陽電池、ディスプレイ、タッチパネル、電子ペーパーなど様々な分野においてITO代替材料として注目され、大規模な実用化が期待されています。
本講座では、CNT透明導電膜の実用化に向けた研究開発の世界動向を紹介します。また、安価・高性能・高信頼性を実現するCNT透明導電膜の開発に向けた取り組みを紹介します。
- はじめに
- 透明導電膜について
- ITO代替透明導電膜
- CNT透明導電膜の動向
- CNTについて
- CNT透明導電膜の作製
- CNT透明導電膜の問題点
- CNT透明導電膜の実用化に向けた取り組み
- 高耐久性
- 高導電性
- 低コスト
- 有機薄膜太陽電池の応用
- まとめと今後の展望
第3部 銀ナノワイヤを用いた透明導電膜の特性とパターン形成
(2016年7月14日 14:50〜16:30)
- プリンテッドエレクトロニクス
- 透明導電膜とその代替材料
- ITOフィルム
- ITOフィルムの代替材料
- 銀ナノワイヤとインク
- 合成方法
- 導電化手法
- フレキシブル性
- 印刷法によるパターニング性能
- 環境安定性
- まとめ