FSSC 22000 (食品安全システム認証) スキームの理解と運用

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TPP (環太平洋戦略的経済連携協定) の合意や4年後の東京オリンピックを控えて、官民とも食品安全への関心が高まっている。  1960年代に米国で開発された「HACCP」をスタートして、ISO22000:2005、FSSC22000と変遷してきた国際的な食品安全管理システムについて、その特徴と変遷の背景を概説するとともに、わが国で食品安全マネジメントシステムとしてその取り組みが増加しているFSSC22000の概要を、認証取得を目指す組織の視点及び審査員の視点から述べる。そこでは当然、スキームを構成する規格ISO22000:2005及びISO22002 (PRP) についてレビューすることで、FSSC22000への挑戦が不必要に困難視するものでないことを理解していただく。  さらにスキーム及び規格の意図を理解することにより、FSSC22000の内部監査における視点についても理解が進むことが期待される。  なお本講習では、食品安全マネジメントシステムとしてわが国でISO22000:2005、FSSC22000と並んで認証されているSQFの概要やGFSIの活動についても触れる。

  1. はじめに
  2. 食品安全管理システムの変遷と背景
    1. HACCPの開発とCodexガイドライン
    2. HACCP+マネジメントの枠組み
    3. ISO22000:2005の発行
    4. GFSIガイダンス文書と認定スキーム
    5. FSSC22000の誕生
    6. わが国での状況
  3. FSSC22000の要求事項
    1. ISO22000 規格要求事項
      • 序文
      • 4章 一般要求事項、文書化に関する要求事項
      • 5章 経営者の責任 6章 資源の運用管理
      • 7章 安全な製品の計画及び実現
      • 7.2 前提条件プログラム(PRP)
      • 7.3~7.8 HACCP手順
      • 7.9, 7.10 トレーサビリティ、不適合の管理
      • 8章 安全な製品の計画及び実現
      • 8.2 妥当性確認
      • 8.3 モニタリングと測定の管理
      • 8.4 検証
      • 8.5 改善
    2. ISO22002-1要求事項
      • まえがき、序文、適用範囲
      • 用語及び定義
      • 4章 建物の構造と配置
      • 5章 施設及び作業区域の配置
      • 6章 ユーティリティ(空気、水、エネルギー)
      • 7章 廃棄物処理
      • 8章 装置の適切性、清掃・洗浄及び保守
      • 9章 購入材料の管理
      • 10章 交差汚染の予防手段
      • 11章 清掃・洗浄及び殺菌・消毒
      • 12章 有害生物(鼠族・昆虫)の防除
      • 13章 要因の衛生及び従業員のための施設
      • 14章 手直し
      • 15章 製品のリコール手順
      • 16章 倉庫管理
      • 17章 製品情報及び消費者の認識
      • 18章 食品防御、バイオビジランス及びバイオテロリズム
      • PRPとわが国の法的要求事項(特に衛生規範)
    3. ISO22002-4要求事項 (一部)
  4. FSSC22000における内部監査のコツ
    1. システムの計画と運用
    2. PRPの管理状況
  5. ISO22000、FSSC22000及びSQFの特徴

会場

新宿区立 新宿文化センター
160-0022 東京都 新宿区新宿 6-14-1
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