ポリウレタンフォームの配合設計と規制対応

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本セミナーでは、ポリウレタンフォームの硬化速度、流動性の制御からノンフロン化に向けた新しい発泡剤の適用事例まで詳説いたします。

日時

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プログラム

第1部 ポリウレタンフォームの反応と触媒の選択・使用法および規制対応

(2016年6月21日 10:30〜12:00)

  1. ポリウレタン用触媒の基礎と活性機構
    1. ポリウレタン用触媒の種類とその役割
      1. 触媒の種類と役割
      2. ウレタンフォームに及ぼす触媒の影響
      3. 触媒の泡化/樹脂化活性と反応性、フォーム物性の関係
    2. ポリウレタン用触媒の活性とその評価方法
      1. イソシアネートの反応
      2. 触媒の活性と評価方法
  2. アミン触媒の構造と活性、局所構造の関係
    1. アミン触媒の構造と活性との関係
      1. 触媒の活性化機構
      2. 触媒の構造と活性との関係
      3. アミン触媒の温度依存性
  3. 環境に配慮したポリウレタン触媒の開発動向
    1. 軟質フォーム用VOC対策触媒
    2. 硬質フォーム用難燃性改良触媒
    3. ウレタンエラストマー用重金属代替触媒

第2部 非晶質ホウ酸ナトリウムによる難燃化とウレタンフォームへの適用事例

(2016年6月21日 12:45〜14:15)

  1. いま、なぜホウ酸ナトリウムか
    1. ノンハロゲン、ノンリン、非重金属のホウ酸ナトリウム
    2. 古くから木材に使われたが、水への溶解度が小さい
    3. 高溶解度の非晶質ホウ酸ナトリウムの発見
    4. 非晶質ホウ酸ナトリウムの性質と難燃メカニズム
  2. 木質材料への応用
  3. ポリマー材料への応用
    1. ポリエステル系不織布
    2. ウレタンフォーム
    3. ラテックス系接着剤
  4. ホウ酸塩とデンプンを複合化した難燃塗工剤の開発
    1. ウレタンフォームへの応用
    2. ウレタンシートへの応用
    3. ポリプロピレンへの応用
  5. 練り込みによる難燃加工の展望

第3部 ポリウレタンフォームのノンフロン化と断熱材の開発動向

(2016年6月21日 14:30〜16:00)

  1. 熱伝導と断熱について
    1. 熱伝導の基礎 (伝導、放射、対流)
    2. 断熱の考え方
    3. 遮熱と断熱の違い
    4. 体感温度について
  2. 硬質ポリウレタンフォームの性能と他の断熱材との比較
    1. 断熱・遮熱性能について
    2. 透湿性と断熱性能に与える影響
    3. 強度物性
    4. 難燃性能
  3. 硬質ポリウレタンフォームの今後の開発
  4. 硬質ポリウレタンフォームの発泡剤
    1. 過去から現在までの主な発泡剤
    2. 炭化水素系発泡剤
    3. 水発泡
    4. 新規発泡剤 (HFO類)

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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