新事業・新製品の開発では、R&D&M部門が新たに必要となる原材料のメーカー・商流・品名などを決めた後であり、残された道筋は購買・調達部門がより安価な見積書を手にするしかないとなっていないでしょうか? これは技術開発の速度を最優先する組織と、自由度の高い状況下での購買は複雑すぎてやりにくいと感じている組織の狭間で発生する構造的な問題です。開発購買が上手く機能しないと新しい成功は危ぶまれます。組立産業型では専任者や専属組織までも構える程に重視されて来ていますが、化学業界では開発購買は非常に遅れています。後追いで経済性を是正するコストダウンの成果に満足していると言っても過言ではありません。しかし、実は開発購買の方がもっと本質的で重要なテーマなのです 本セミナーでは、約20年前からこの課題に取り組んできた講師が、自らの経験を踏まえながら、戦略の重要性と実際の進め方を解説します。