ナノ粒子均一分散のための界面設計と集合状態制御およびその評価

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

ナノ粒子・微粒子の液中での凝集、分散状態の制御法は、ナノ粒子の各種部材等への応用、実用化の上で重要な基盤技術となっている。ナノ粒子と液体間の界面構造設計は、粒子径や粒子材質、液体物性など様々な因子の複雑な組み合わせにより適切な方法や分子設計の手法が求められる。  本講座では、界面構造設計に必要な現在のところ理解されている基本概念、基礎的事項を整理した上で、いくつかのケースを例に界面構造設計と粒子集合状態、更に流動性などとの関係を可能な限り体系的に紹介・解説する。

  1. 微粒子、ナノ粒子、ナノ物質の実用化、製品化上の課題
    ~凝集・分散制御、ナノに対応したプロセス開発~
  2. ナノ粒子、微粒子の分散設計の基礎
    1. 粒子特性、粒子間相互作用等の基礎的事項の整理
      1. 粒子の運動性と粒子間相互作用
      2. 高濃度ナノ流体製造の課題
    2. 粒子界面設計、分散設計法
      1. 粒子表面修飾法、吸着、反応法
      2. DLVO的、非DLVO的分散性設計
      3. 物理的分散・表面改質同時操作 (主に気相合成粒子への応用)
    3. 粒子分散・凝集挙動の評価・分析法とその事例
  3. ナノ粒子、微粒子分散設計法の応用、事例紹介
    1. ナノ粒子分散ポリマー複合体への応用
      1. 多様な溶媒に分散可能な界面活性剤の設計
      2. ポリマー原料を用いた表面修飾法と複合化
    2. 分散性ナノ粒子を利用した材料展開
      1. 粒子、繊維との複合化プロセス
      2. 気相と液相の連動プロセス
  4. 終わりに

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

受講料

複数名同時受講の割引特典について