新材料の出現でブレークスルーする有機トランジスタのこれから

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プログラム

薄膜トランジスタ用材料は、これまでSi, 酸化物半導体材料が開発され、実用デバイスに応用されている。この応用に対して、有機半導体材料が新しい材料として、実用化に向けて、研究開発が加速されている。特に、従来の真空技術を基盤とした材料に代わって、簡便で安価な機材の上に印刷技術を用いて素子を形成するプリンテッドエレクトロニクスへの展開が期待されている。  本講演では、無機系材料を用いた従来技術との比較の上で、有機半導体材料の目指すべき方向、それに求められる材料への要請、その実現に向けての取り組みと材料開発の手法、トランジスタ特性を含む新規材料の具体例とその比較などについて紹介し、その特徴をいかした市場開拓の道筋について述べる。

  1. 薄膜トランジスタの現状と課題
    1. 材料と基礎物性
    2. 製膜技術
    3. デバイス特性
  2. 有機半導体材料の基礎物性と技術
    1. 有機半導体の物性
    2. 電荷と電荷輸送
    3. 凝集形態と電気伝導
    4. 機能化とデバイス応用
  3. 液晶物質の基礎と材料特性
    1. 凝集形態と基礎物性
    2. 電気的特性
    3. 有機半導体特性
  4. 有機トランジスタ材料の材料技術
    1. 有機トランジスタの要求仕様と課題
    2. 課題克服の取り組み
    3. 具体的な材料の比較とそれらを用いたトランジスタの特性
  5. 液晶性有機トランジスタの基礎、最新研究と応用展望
    1. 材料開発の基本コンセプト
    2. トランジスタ材料としての特徴、優位性
    3. 液晶性有機トランジスタ材料を用いたトランジスタ特性
    4. 最新の技術成果
    5. 液晶性有機トランジスタの将来展望

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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