本セミナーでは、工業・デバイスへの応用が期待されているMR流体について、MR流体初級者からデバイスへの応用設計・開発担当者である中級者を対象に解説いたします。
MR流体 (Magnetorheological Fluid) は、J. Rabinowによる報告以来60年以上の歴史があり、その後多くの研究事例があるが身近な工業製品に応用されたのは近年になってからである。 素材としての安定性が向上しメーカーより容易に入手できるようになったため、ロボット・メカトロニクス機器へ応用しやすくなった。また、さらなる性能向上を目指して材料の進化も続いている。 本セミナーでは、MR流体に関して未経験者でもロボット・メカトロニクス機器へ応用できるように、MR流体デバイスの設計方法と近年の応用例に関して紹介する。