車載用タッチパネルにおける材料と要求特性および曲面貼り合わせ技術

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プログラム

第1部. 車載向けタッチパネルの技術動向と材料への要求特性

(2016年6月24日 13:00~14:50)

 タッチパネルはディスプレイとは切っても切り離せない関係にある。本講演ではディスプレイの技術動向を概説し、タッチパネルの技術動向を最近のトピックスを含め紹介する。講師は長年フラットパネルのR&Dおよび事業化に従事した経験から、車載用デバイスを実現する上での部材への要求事項を明確に解説する。民生用と車載用との差異を明確にした取り組みの重要性も述べる予定である。最後に、車載用タッチパネルの将来展望も触れる。

  1. 車載用タッチパネルの要求性能
  2. 車載用タッチパネルの実用化と開発動向
    1. 抵抗膜方式
    2. 投影型静電容量方式
      1. SMK
      2. パナソニック
      3. 凸版印刷
      4. ジャパンディスプレイJDI
      5. LG Display
  3. 構成部材への要求性能
    1. 低反射化技術
    2. 虹むら (rainbow) 対策
    3. 光学貼り合わせ材料とプロセス
      1. 接着剤と粘着剤
      2. OCAへの要求事項
      3. UV硬化樹脂
      4. OCRへの要求事項
    4. モスアイフィルム
  4. フレキシブル化と構成部材への要求性能

第2部. 車載向けタッチパネルの曲面貼り合わせ技術

(2016年6月24日 15:00~16:30)

 車載用タッチパネルが形状に合わせて進化している。ガラス基板からフィルム基板への置き換えとフラット用、凹凸曲面用、S字曲面用と様々なカバーパネル形状に合わせて製品化されています。本講演では車載用タッチパネルの貼り合わせに使用される粘・接着剤とプロセスを動画を交えながら詳細に解説する。

  1. 貼り合わせに必要な粘・接着剤
    1. 粘着剤「OCA」
    2. 接着剤「OCR」
    3. OCAとOCRの比較
  2. 貼り合わせ技術 (フラット形状)
    1. Soft to Hard (OCA)
    2. Hard to Hard (OCA)
    3. Hard to Hard (OCR)
  3. 貼り合わせ技術 (曲面形状)
    1. Soft to Hard (OCA)
  4. 貼り合わせにおける注意点
    1. OCAを使用する場合
    2. OCRを使用する場合

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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